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いじめ問題について議論しています

 昨日は、毎週の定例の大和駅での演説後、衆議院青少年問題に関する特別委員会に出席、「いじめ問題」が議題でした。本日出席している法務委員会では「再犯防止」、「受刑者の更生、社会復帰」を目指した刑法等の一部改正法案の審議です。なお先週金曜日には私が与党会派を代表して質疑に立ちました。

水谷修先生は御自身の経験も踏まえ、「学校、教育関係者がおかしい、ということを御指摘。別の生徒の喫煙等の非行で、関係の無い野球部の甲子園出場辞退というのは、おかしい。学校関係者、学校長や教員が責任を取ることが必要。」と御答弁。委員室の議員は、一様に共感。

小森美登里さんは、保身に走る学校側に、生徒の不信が募っていくことの問題を指摘。大津で起きた事件の中学校の親御さんが「これがイジメでないと先生達が思っていたらこんなに怖いことはない。子ども達も同じように思っていると思う」と言われたエピソードを紹介されました。

 NPO法人ジェントルハートプロジェクトの名前は、娘の香澄さんが「優しい心が一番大切だよ」と、自殺を図る4日前に、小森さんにふと漏らした言葉から付けたそうです。

 PHP研究員の亀田徹さんは、かつて文科省で不登校やいじめを担当する生徒指導室長をされていた方です。フリースクールなど、学校以外の選択肢もあることを示されました。

 いじめ問題が議題の委員会の後、午前1時から3時まで、大和市生涯学習センターで行われた五輪女子サッカー準決勝日本対フランス戦のパブリックビューイングに出席。いじめとは正反対の、会場一体となった応援でした。大野忍選手の御両親の笑顔が素晴らしかったです。

 驚き、残念だったのは、今朝の報道には、オリンピックや政局のことが溢れ、対照的に昨日の国会での「いじめ問題」に関しての真剣な議論が取り上げられなかったことです。

 政局は大変緊迫してきましたが、一方で連日、国会ではこの様に重要な議論が続いています。昨日も馳浩代議士を始め、多くの素晴らしい質疑、参考人の答弁がありました。

本日も法務委員会で、平沢勝栄・大口義德・城内実代議士等、各会派の代議士が質疑に立ち、危険運転致死傷罪、再犯・犯罪の防止、保護司さんへの支援の拡充、大津いじめ事件等、真剣な議論を続けています。この模様は、衆議院TV HPで生中継中。マスコミに取り上げられない議論、是非御覧ください。