Google本社を訪問中

　米国滞在4日目、先程サンノゼ市役所でシリコンバレーなど行政の起業、企業支援についてうかがいました。

今、グーグル本社を訪問中です。シニアプロジェクトマネージャーの河合敬一氏とお会いしました。河合さんは東日本大震災の際、GoogleのPerson Finder（被災者の安否／消息情報の登録と検索が可能なデータベース）を速やかに立ち上げた方です。

御自身も奥様も被災地の御出身。googleのツールとスキルで御親戚の無事も確認されたとのこと。google　mapやearth、Person Finder．．．日本の官公庁、NHK、警察等の惜しみない協力を得て、さらにボランティアの方々の協力を得て、成功したそうです。

河合氏曰く、避難所から送られて来る名簿画像を、テキスト・データを入力するという方法ではgoogle社員だけではとても間に合わなくなり、最終的にはオンラインで顔も知らない多くの人々がボランティアとして助けてくださったと。人々の善意と行動をつないだネットの威力とgoogleに感動。

創業から１３年で、本当に世界を変えつつある企業になったgoogleですが、その中で河合さんの様に活躍する日本人もいること、また社内で日本発で世界で受け入れられるツールの開発もあるとのことでした。

google本社は、本当に刺激的でした。12月に訪中した際には、厳しいネット規制に驚き、米国では全く逆の状況に驚いています。みんなの力を活かす等、政治が見習わなくてはならない、変わらなくてはならないことも痛感しました。明日は、米国国会議員にお会いします。