今朝の法務部門会議 | 橘秀徳 オフィシャルブログ Powered by Ameba

今朝の法務部門会議

定例の海老名駅での朝の演説を中止、
8時からの法務部門会議に出席しました。
議題は司法修習生の給費制の存廃について。
ここで結論を出すとの会議です。

昨夜遅くにコアメンバー(役員)会議で
出たまとめた法務部門会議座長試案は
両論併記でした。
党内にPTを立ち上げ、政府も法曹養成全体の
見直しを直ちに開始する点では同じです。
しかし、a案では給費制廃止、b案では給費制延長。
二案出し、「政調幹部会、役員会などで宜しくお取りはからいをお願いします」との予定でした。

私の発言は給費制存続の立場から。

1.両論併記で上に出したら、a案で決まることは
失 礼ながら猿でもわかる、

2.弁護士や法曹出身議員が多く、
法務分野に精通した議員が結論を
出さないのは責任放棄。
プライドにかけて、ここで一案に
まとめるべし。

3.当初半数近くいた法科大学院の
社会人入学者が現在では僅かに2割。
文部科学省を始め、政策ミスは明らか。
為政者の失敗を修習生にだけ押し付ける
ことに強く反対。

本日の法務部門会議で、
給費制廃止、貸与制への移行に賛成意見を
述べた議員は僅かに2名です。
圧倒的多数が給費制の維持に賛成意見を
述べました。

この法務部門会議の状況を客観性をもって座長が報告書にまとめ、
その報告書を政策調査会に提出することになりました。
大きな声が飛び交う会議となりました。
仮に多数の議員が賛成する案が採用されず、
霞が関が主導する少数意見が採用されるなら、
もはや民主主義にあらずです。
その様なことにならない様、最後まで戦いたいと思います。