年末年始の台東旅行(2017年)の話⑦です
最後の目的地は
台東県成功鎮東北部にある三仙台
台湾東海岸の有名な観光スポットです。
観光雑誌で見ると
長〜い錦帯橋という感じでしたが…
錦帯橋
※おいでませ山口へ 山口県観光サイトHPから画像をお借りしました
さてさて実物はどんな感じでしょうか
これは
思った以上に長いですね
錦帯橋は5連のアーチ
対するこちらは8連のアーチ
近づいてみると、その長さ、大きさがよくわかります。
さっそく橋を渡ることに
橋は階段になっています。
橋を渡るというか、階段を上っているというか…
上り切ると何連も続く橋が見えます。
う~ん、あと7回上って下りるのね
(若干の飽きそうな気配…笑)
やっぱり8連はちょっと多いかもしれないな
橋の上から眺める海や島はきれいなんだけど
などと思いながら上っては下り、やっと終わりが見えてきました。
上陸です!
島は遊歩道が整備されています。
犬の形の岩を発見!
看板があります
ここで気がつきました
三仙台というのはこの島の名前だったということに
さっき渡ってきた橋の名前だと勝手に思っていましたが、橋の名前は三仙台八拱橋というのだそうです。
三仙台の名前は、呂洞賓、李鐵拐、何仙姑という3人の仙人がここを訪れたという伝説からきているとのこと。
元は岬角で本土とは陸続きでしたが、海蝕作用で切り離されて島に。珊瑚礁に囲まれたこの島では、海蝕や強風で海蝕溝、甌穴、海蝕柱、海蝕凹壁などの独特な景観が見られるそうです。
自然もよく保たれており、海岸植物生態を研究する重要なスポットとして自然保護区になっています。
アダンの木
環状の遊歩道に沿って、島をぐるりと回りました。
また8連の橋を渡って本土に戻ります
陽が傾いてきた上に雲も出てきて、一気に夕暮れの景色になりました。
…と、雲の隙間から光が差し込んで、何やら神々しい雰囲気
西洋の宗教画でこんな光見ますよね
神様がおりてきそう
後日調べたところ、この光の現象には「天使の梯子」という名前があるそうです。なるほど、納得のネーミング。
これでこの旅行で予定していた観光は終了。
少し早めの夕食を食べて、台南に戻ります。
右手前の皿は茹でたイカ。台湾で時々目にするこのタイプのイカは、日本のものと比べると柔らかい食感です。タレをつけていただきます。
帰りはまた長時間のドライブ
台東からぐるりと南を回り、22時過ぎに台南に帰り着きました。
ずっと運転してくれた友人には本当に感謝✨
2泊3日の台東旅行
自分1人では行けなかった場所に行ったり
珍しい体験をしたり
おいしいものを食べたり
とても楽しい旅でした。
台湾で過ごす最後の年越しだったのですが、
とてもいい思い出になりました。
2016~2017年の年越し台東旅行編
完結です