先日帰省した先輩からいただいた台湾のお土産
パイナップルケーキと黒烏龍茶
さっそく台湾気分を味わいたいと思います
まずはパイナップルケーキ
中国語では鳳梨酥(フォンリースー)
台湾土産では、定番中の定番と言われるお菓子です。
私はこのパイナップルケーキが好きで、いつも台湾から帰る時は、お土産以外に自分用も買って帰るほど。
久しぶりの鳳梨酥、うれしいなあ
パイナップルケーキは、一言で言うとサクサクしたクッキーのような生地の中に、パイナップルジャムのような餡が入ったお菓子。でも、食べ比べると、店によって特色があるのがわかります。
外側のクッキーのような生地だけでも、厚いものと薄いもの、生地が割としっかりとした噛みごたえがあるものとサクサク感が強いものなどの違いがあります。
中の餡もいろいろあって、
①土鳳梨(パイナップルのみ)
②鳳梨+冬瓜(パイナップルと冬瓜の混合)
③冬瓜のみ
があります。③冬瓜のみ については、これをパイナップルケーキと呼んでいいのか?と疑問に思いますが… 現在は、本物志向ということで①土鳳梨(パイナップルのみ)が増えているそうです。
そもそも、なぜ冬瓜を使うかなんですが
・予算上(パイナップル100%は高い)
・口当たり(パイナップルは繊維が多いので、冬瓜を入れることで餡がなめらかになる。また、パイナップルだけだと酸味が強いので、冬瓜で和らげる。)
という理由があるようです。
口当たりについては納得。実は私は冬瓜mixの方が好きなんですよね パイナップル100%もおいしいけど、マイルドな甘みがある鳳梨酥の方が好み。だから本物志向の流れには逆行してますが、私的には冬瓜mixはいい工夫だなあと思っています。
さて今回いただいたのは「李製餅家」の鳳梨酥
レトロなパッケージがかわいいです。
レトロといえば、中も今時珍しい紙包み。
密封個包装じゃないのがかえって新鮮です。
外のクッキー生地はサクサク。これは私の好きなタイプだな
それにしても、いつも思うんですが…
どうみてもクッキー生地なのに、どうしてパイナップル「ケーキ」というのだろう?「酥」という言葉がまず「サクサクした」という意味だから、クッキーの方がしっくりくるし。パイナップル「クッキー」でいいんじゃないかなあ。
中の餡は、冬瓜mix。それほど餡が多いタイプではありません。外側のサクサク生地が好きなので、餡があまり多くないのも私としてはありがたい。
味も…うん、酸味と甘みのバランスがいいです。冬瓜のおかげでマイルド
パイナップルケーキを味わったら、次は黒烏龍茶を一口。
普通の烏龍茶は好きでよく飲むのですが、黒烏龍茶は初めて。黒ということは、プーアール茶に似ているのかな?と思って調べたところ、やはり後発酵茶でプーアール茶に近い製法で作られているとのことでした。
お茶の色は、黒烏龍茶だけに、普通の烏龍茶と比べてかなり濃いめ。
香りは、発酵が進んでいるからか、ちょっとプーアール茶に似ています。でも口に含むと、後から烏龍茶の香りが鼻に抜けてきます。とはいえ、凍頂烏龍茶などの香りとはまた違っていて…発酵でこんなに変わるものなんですね。
プーアール茶ほどのクセはなく、烏龍茶と比べると発酵でまろやか。プーアール茶と烏龍茶の中間という感じでしょうか。プーアール茶が苦手な人も、この黒烏龍茶なら飲みやすいのではないかなと思いました。後味はさっぱり。油の分解や消化を助けるなどの効果があるようですし、これはどんどん飲みたいですね(笑)
今回いただいたのは、ティーバッグ。手軽に飲めるのもいいですよね。職場にも持っていって、正月太りからの脱却を狙いつつ、台湾気分に浸ろうかな…
おいしいパイナップルケーキと、初めての黒烏龍茶。
うれしいお土産で、久しぶりの台湾気分を味わうことができ、大満足でした
黒烏龍茶ティーバッグ、すぐなくならないように大事に飲もう…