松本は、東を美ヶ原高原、西を北アルプスに抱かれた都市。これら山並みを背に天守を残す松本城の存在感が大きな街だ。ランチ後、まだ少し時間があったのでぶらぶらと散策した。

松本市は標高が約600ｍなので、関東より多少暑さが和らいでいるとは言え、昼間は暑い。

ぶら散歩は松本城まで。メインストリートを歩くだけでレトロな雰囲気が味わえた。

繩手通り。西入口に鎮座するカエルが目印。

天気も良いが、道路が白っぽいコンクリのため光の反射で眩しい。

城下町だったことがわかる古い建屋も残されている。

少し裏路地を進むと、なんともレトロな昭和の雰囲気が。こういう雰囲気は、横浜だと野毛とか関内にある。

一方でお洒落なカフェも多数あり、新旧のバランスが整っている感じだった。

信州有数のパン屋さんである小松パン店があった！　マダムが入ろうと言うので中へ入ると昔しながらのパン屋さんだったが、「牛乳パン」というのが売り切れになるぐらい人気らしい。まだ残っていたので購入した。

が、炎天下に手の掌に収まらぬ大きな牛乳パンは持ち運びが面倒で、たっぷり入ったクリームが溶けてしまった。

国宝松本城。コロナのため海外旅行へ行けなくなったので国内旅行を中心に旅してきたが、これで国宝天守5城（姫路城（兵庫県）・彦根城（滋賀県）・松本城（長野県）・松江城（島根県）・犬山城（愛知県））のうち姫路城を残して訪問出来た。姫路城は、里帰りした時にいつでも行ける！と思って結局行かずじまい。

黒と漆喰の白のバランスが絶妙で、唯一の連結複合式天守が見もの。

国宝の天守をもつ平城は、日本広しといえどもこの松本城だけ。木陰で休みながら城鑑賞。

それにしても「暑い」。この日は日差しが「強く」、帽子または日傘必須。川を覗くと涼を求めた女子中学生７人ぐらいが、川で水遊びをしており、ずぶ濡れ状態だった。その光景を見て、日本でもまだこういう遊びが出来るところが残されているんだ～～と思った。昔はよくやったけどね。

松本城の城下町さんぽ