ニベア!!
そうそう、時々思い返しては煮え切らない、もどかしい、少しイラッとすることが昔あったのさ。
とある場末のスナックで、カウンターに座った俺。隣に座っていたスーツ姿の男性に話しかけられたんだ。
男「出身はどこなの?」
俺「横浜です。」
こっから男性のトークショーがはじまった。
男「横浜なんだ〜。ていうか横浜出身の人ってみんな神奈川出身じゃなくて横浜出身っていうよね。なんで?」とやや頬を赤らめて語気強めに、俺の方に体を少し向き直して聞いてきた。
俺「いやーあんまり気にしたことないっすね。」
男「俺なんかさ、今日ちょうど慶応(大学)の同窓会があってさ、その幹事やっててさ大変だったわ。」と言う割には嬉しそうにやや自慢げに、酒を煽りながら、話していた。さらに「俺さ〜ポルシェ運転したことあるんだよね。加速がすごくてさすぐに100キロ越したよ。」と。
俺「(もう余計なことを言うのはやめよう。そうしないとこの人のトークショーが止まらないから、、、)そうなんすね〜すごいっすね〜僕なんかやっすい軽自動車に乗ってて、今もローン返済中ですよ。ていうか慶応卒ってすごいっすね。僕が生まれ変わっても入れないっすよ〜。」と男性の太鼓持ちに徹した。
とまーこういうことが昔あった。かなり脚色、誇張しているけどね。
時々思い出しては片付かない感情を引きずり回しながら悶々とするんだ。
一番言いたいのはね、「横浜」にそんな敏感にならないでほしいんだよ。横浜に対して男性がどう思ってるのかは詳しくは分からないんだけど、多少の憧れがあるんじゃなかろうか。であれば、横浜になんでそんな憧れを持ってるのか。どういうところがすごいと思ってるのか。それが気になるんだけどね。
極論として男性に言いたいのは、横浜って単純に人口が多いだけだよってことなんだ。
だから必然的に会社も居酒屋も大学もキャバクラも風俗も童貞も多くなるんだよ。そうした環境と今の自分が住んでいる地域を比べるのはよくないと思うんだ。
つまりね、俺は大谷さんやロナウドが大好きなんだよね。HEROだから。みんなのHEROだから。
でもね、大谷さんみたいに二刀流でメジャーリーガーになりたい子がいたらそれはそれでいいんだ。
でもね大谷さんみたいになれるのは大谷さんしかいないんだ。だってね、大谷さんはあの大きな体と身体能力と筋肉とかその辺の運動関係や、大谷さん自身の意識みたいなものが全て噛み合った結果、大活躍しているんだ。
仮にね巨谷くんっていう子がいたとしたらね、彼は大谷さんに憧れなくていいんだよ。だってね、巨谷くんの全てが大谷さんを上回っているからなんだ。だから、巨谷くんは巨谷くんとして三刀流やら四刀流をすればいいんだよ。それでいいんだ。
つまりね、憧れはあっていいと思うんだ。でもね、誰かと比べて自分なんてと落ち込むのだけはやめてほしいんだ。その誰かと自分は同じ人間ではあるけど、別の生き物だからね。
だから、横浜出身ですと答えた俺を許してほしいんだ。偶然横浜に生まれて、なぜか出身を聞かれると神奈川県じゃなくて横浜出身ですと答えてしまう俺を許してほしいんだ。
世界に一つだけの花、咲かせてこうぜ!!