こんばんは。
皆さま、今日も頑張りましたね。
本当にお疲れ様です。
学生の頃には理想の未来像というものもわずかにあったように思います。
会社に入って、経験を積み、やがて結婚をして、子供に囲まれた、暖かく穏やかな家庭を築きたいとまでは考えていませんでしたが、それなりにこうなりたいという漠然とした未来予想図を持っていたと思います。
学生生活を終えてから今までを振り返ると、その時描いた理想とはおよそかけ離れていると思います。それでも私は今の自分に満足している部分もあります。つらい時、苦しい時はたくさんありました。逃げ出したい時もありましたし、実際に逃げたこともたくさんありました。その度に自分はなんて弱い人間なんだと思い、家からほとんど出ない生活も長くありました。周りの人が私の目からは普通に会社に行って勤務をして、給料をもらって生活をしている事がとても羨ましく思いました。私にはとてもできないと思いました。今でこそ、人にはそれぞれ悩みがあって挫折も経験しているということは認識できるのですが、その頃の私にはまるで私とは違う高い能力を持っている人達だと思っていました。今度こそ大丈夫だろうと思っても、中々上手くいかず、挫折の繰り返しでした。またかと思い、また外に出られない状態に戻った、振り出しに戻ったと絶望しました。なんでこんなに上手くいかないんだろうと思いました。
そんな中、私は少しずつ自分というものを認識し始めました。
私の歩みはとてもゆっくりで、大きく遠回りをしているけれども、少しずつ前に進んでいるということを感覚的に認識しました。
私以外の大勢の人は依然として、すんなりと進んでいるという認識は、おそらく間違っていますが、そうだとしても、私は私のままでいいと思えるようになりました。
ものすごくゆっくりです。正直今でもその速度にうんざりする時もあります。うんざりする事はあっても、それで良いんだと思います。うんざりしても良いんだと思います。
私の人生です。おそらくというか確実に1回きりの人生です。その人生をゆっくりと踏みしめて、時にはつらいことも悲しいこともまたあると思います。その時はその感情に浸り落ち込むことにします。そして誰かに頼ります。全力で頼ります。頼るということも昔はできませんでした。今では少し出来るようになりました。そうしてゆっくりとまた立ち上がります。そしてかたつむりくらいゆっくりと進み始めます。
目指すは安心で安全で、世界で一番優しい人になります。
例え社会の流れにのれなくても、私は私の道をゆっくりと進んでいきたいと思います。
今日も私の記事を読んでいただきましてありがとうございました。