こんばんは。

今日も皆さま、お疲れ様でした。

仕事をしていた人も、趣味に没頭していた人も、誰かのために一生懸命頑張った人も、皆さまはみんな誰かのヒーローだと思います。


私は今日は先ほどまで、テレビでサッカー観戦をしていました。アビスパ福岡対コンサドーレ札幌の試合です。

試合は2対1でアビスパ福岡が勝ちました。

試合途中から雨が降り始め、終盤になると大雨になりました。選手達はずぶ濡れになり、ユニフォームが体にピタッと張りつくくらいでした。

  そんな状況でも、全力でプレイする選手を観ると感動します。全力で何かをすることがなぜこんなに心を揺さぶるのか、説明はできませんが、ただただそんな選手達やそんな人が私は大好きです。


  今日の記事の題は「魔法の言葉」にしました。物語に出てくる言葉で思いつく言葉として、ふと思いついた言葉は、「エクスペクトパトローナム!」です。この言葉はハリー・ポッターがディメンターという敵を退治するときに使用した言葉で、なぜか私の記憶に残っています。魔法の言葉というよりは呪文ですね。すみません。


  私の魔法の言葉に対するイメージは、どんな時でも自分を支えてくれる言葉です。

  私にはその魔法の言葉がいくつかあります。

まず「頑張ったね」です。私が以前働いていた職場の先輩職員に言ってもらった言葉です。

  その当時、私は精神的にかなり重圧がかかっておりました。ある先輩職員さんはよく私の相談相手になってくれていたのですが、ある日の勤務終了の間際、その先輩職員さんが私に近付いてきて、「頑張ったね」と言ってくれました。とても嬉しかったです。

何気ない一言かもしれないその言葉が、私の心に何の抵抗もなく入ってきました。その言葉は私にあることを気づかせてくれました。それは、私は頑張っているんだということです。

  私は他の人と比べては、自分は劣っているとか、またやってしまった、だから自分はだめなんだと自分を責める傾向にありました。

  正直、その時も頑張っているなんて考えずに、その日の反省ばかりを考えては落ち込んでいたように思います。

  しかし、この「頑張ったね」と言われた時以来、少しずつですが自分を肯定的に認められるようになりました。本当はこの言葉が直接的なきっかけがどうかは定かではないのですが、間違いなく私の考え方を変える一助になりました。

  周りの人と比べなくていいんだということを教えてくれました。

  この「頑張ったね」が私の「魔法の言葉」です。


  「優しい手をしてるね」と言われたことがあります。この言葉も私の「魔法の言葉」です。

  以前ある男性から言われました。

  正直、この言葉を言われた時には、私は特別に自分の手について気を使ったことはありませんでした。私は乾燥肌なのですが、クリームを手に塗ることはありましたが、そこまで念入りに塗るということはしていませんでしたし、気づいたら塗る程度でしたので、ガサガサしておりました。そんな私の手だったので、「優しい手をしてるね」と言われた時は、まず驚き、恐縮しました。「そんなことないですよ」と思わず言ってしまいました。

  ただ、そうは言ってもとても嬉しかったです。

  同時にその男性の優しさを知りました。言葉では到底説明できないその人の綺麗な心に触れられたと思いました。私はこの男性のある一面しか知りません。そして、過去ももちろん知りません。ただ、たくさんの人に優しさを振りまいてきて、たくさんの人に愛を届けてきた人なんだなと思いました。

  私はこの「綺麗な手をしてるね」という「魔法の言葉」を一生忘れません。


  最後に紹介したい私の「魔法の言葉」は、

「絶対大丈夫!」という言葉です。この言葉は私の大好きで大切な親友が言ってくれた言葉です。ある日、その親友に私の悩みを電話で相談した時に、その親友が言ってくれた言葉です。

  私は極度の心配性です。心配性という言葉では表現できないかもしれません。

  一人で悩みがちな所のある私は、自分一人で考えては結局答えがないということを繰り返してました。引っ越してきてからはそれに拍車がかかったように思います。

  客観的に自分を見るなどということは、当時の私には出来ませんでした。自分一人で考えるほどに、自分の世界が出来上がってしまってました。

  そんな時にその親友に電話をしました。

  まさにSOSです。

電話ではその親友はたくさんの愛に包んだ言葉を私にくれました。

  その時に親友が言ってくれた言葉が「絶対大丈夫!」です。

  起こるかもしれないと信じ込み、不安が現実になるんじゃないかと恐怖にさえ思う時に、意識的にこの言葉を思い出せるようにしました。

  日記に書いたり、メモに書いたりしてみました。すると「絶対大丈夫!」が意識的に色んな場面で頭の中に現れてくれます。

  この言葉を思い出す時には、その親友がこの言葉を言ってくれた時の声そのものも同時に思い出します。そうすることで、まるでその親友がそばで言ってくれているかのように感じます。

一人じゃないんだとも思わせてくれます。


他にもたくさんの「魔法の言葉」が私にはあります。それはたくさんの大切な人の言葉です。

  ある別の親友が「言葉は放った瞬間に、言葉は生き物になるんだよ」と言いました。時が経つにつれてその言葉の意味が分かるようになってきました。

  「魔法の言葉」は私の中にあります。それは生きています。「絶対大丈夫!」という言葉を最初に使った時から、最近使った時までに形は同じでも、強さは違うように思います。それは、あの時も不安だったけど大丈夫だった、あの時もめちゃくちゃ怖かったけど大丈夫だったという時に、この言葉が私の背中を押してくれたからだと思います。最初よりずっと強い力で押してくれています。


  私にはかめはめ波はどう頑張っても打てないです。

  でもそばにいる人を守れるくらい強くなりたいと思います。

  そして、世界一優しい人になります。


今日もお読みいただきましてありがとうございました。