家に来た猫さん達は買ったりもらったり拾ったりした猫さんはいません
みんな自分から家に来た猫さんばっかりです
最初がこの出会い
タチ、コマ、クンは3匹の子猫です。一人で動けるようになった子猫たちに
お母さん猫が言いました。
「お前たちも大きくなったのだからそろそろ独り立ちをしなさい」
コマはお母さんの言うとおり、お家を出て冒険に向かいます。
途中で、回覧板を持ったおばさんを見つけます。
あまり賢そうには見えない人間です。
とりあえずコマはその人間について行く事にしました。
そのおばさんの家はとても近かったので一度で覚えることができましたが
そのおばさんの家のお姉ちゃんは、コマのお母さんかもしれない猫を知っていて
そのお家の前に連れ戻されてしまいました。
そしてそのお家はやっぱりコマのお家です。
お母さん猫まで出てきて何をやっているのと叱られました。
タチとクンはとても仲良しです。
でも、本当はタチがあんまり賢くないことに気が付いたクンがいつも助けてくれるんです。
コマが帰ってきてしまったので、お母さん猫がタチに言います。
「今度はお前が行っておいで」
心配したクンはタチと一緒に行く事にしました。
コマとは反対の方向に行く事にしました。
そこにも車や人が通る道があります。
道に出てすぐに人間のお姉さんが歩いて来るのに気が付きました。
反対からは大きな犬を連れた人間もやってきます。
クンは考えます。
出来ればお姉さんがいいな~
タチはそれどころではありません。
大きな犬が近づいてきます。動くこともできません。
タチとクンに向かって犬が吠えます。
ワンワンワン。
タチは気を失いそうです。
ふわっつ。急に体が浮きました。
タチとクンをお姉さんが抱えます。
犬を連れた人間に軽く頭を下げて、タチとクンを抱えたまま歩いていきます。
タチとクンを連れて、お姉さんがやってきたのは
さっきコマがおばさんについて行ったあのお家です。
優しいお姉さんは、犬におびえた猫たちにお水をくれます。
その頃、タチとクンが出かけた後、コマも再び出かけます。
目指すはさっきのおばさん家。近かったので道は覚えています。
タチはクンに「さっきは怖かったね~」と声をかけます。
そのときです。「あれぇ」コマがやってきます。
「いいんだ、お水もらってる」3匹、仲良く、おくつろぎ。
その時です。「3匹に増えてる」お姉さんの声が響きます。
さて、お母さんにしてみれば、自宅まで送っていった猫は1匹、
お姉さんにしてみれば、助けてやった猫は2匹、そして・・・
玄関には 3匹そろって「猫レンジャー」ちゃうて
お姉さんは子猫が可愛くて仕方ありませんが、
お母さんにとっては、可愛さよりも大変さをよ~く知っています
おまけに3匹、さあどうしましょう
お母さんたちが、試行錯誤している頃、3匹の猫も考えます
とりあえずここにしよう うん、なんとかなるさ
僕らの住処を守るんだ
なんか違うぞ お~い
と言うわけで猫さん家に来てしまいました
それからこの子たちがもらうご飯に目を付けたのがデッカイノさん
大きなしま猫でした
子猫たちのご飯が無くなるのでデッカイノさんにもご飯を用意して
ご飯を守ろうとしてコマさんが怪我をして病院へ
1晩だけでもいいので家の中で様子を見てやってください
それからクンさんが食べ過ぎでお腹を壊して熱出して
これも1晩だけお家へ
寒くなってきたので夜の間だけ家の中に入れてやろうと主人
玄関と廊下だけ過ごすことが出来るようになりました
その頃は寝たきりの母を在宅介護してたので猫さんを飼うなんて思ってませんでした
だけど馴染んでしまって家の子に。
デッカイノさんは子ねこの時期になると食べはぐれた猫さんを連れて来ては
この子にもご飯やってくださいで
何匹来たんだろう?
タチさんとコマさんが亡くなってデッカイノさんが連れてきたのがうっちゃん
縁があって家の子になりました
ご飯だけ食べに来てたシンちゃんは脚をけがして
病院へ連れて行ったのをきっかけに家の子に
その後も何匹かの猫さんと出会ってデッカイノさんもいなくなって
新しい猫さんとの出会いはないかなと思ってたところへ
3本脚のサンちゃんが来てその後を追って姉妹のヨンちゃんが来て
サンちゃんは2回出産してウスちゃん残して他の子はいなくなりました
ウスちゃんとヨンちゃんは今でも庭猫さん
その後に来たのがテトちゃんで避妊手術をするはずが
2回脱走してその間に赤ちゃんが出来て家で出産
出産後に避妊手術
生まれた5人は家の子に
庭猫のウスちゃんも子供を産んでみけっちと名付けて庭猫さんに
まあにぎやかですね
うっちゃんは近距離家出中で家の軒下で寝てご飯も庭猫さんと食べる
だけど家には入ってこない
うっちゃんとみけっち
クンさんとテトちゃんとしんちゃんとコミちゃん
そんな話を綴ったブログです
読んで頂きありがとうございます