読ませて頂いているブログに何とか頑張って大きくなったカラーヒヨコの写真があった
羽が白くなって、もうちょっと育つと頭と羽の先っちょだけ残して白くなっていた
私の住んでいるところは住所だけ都会で、ちょっと昔はすごい田舎だったりする
今でこそ地下鉄の駅まで歩いて行けるが私が中学生の時
やっとバスが2時間に1本来るくらいのところだった
お豆腐屋さんはラッパ鳴らしてきてくれて鍋持って買いに行ったものだ
近所の同級生って言っても一番近い子でも10分は歩かないといけない
その子の家が養鶏場をやっていて遊びに行くとヒヨコの雄雌の仕分けなんかしてるの見たものだった
時々その子のうちから電話かかって来て「ひねの鶏出たけどいる」って
ひねの鶏は卵が産めなくなった鶏で養鶏場では役立たずだ
そうすると100円持ってその子のうちまでお使いに行く
小学生の私が生きた鶏の足持ってぶら下げて家まで帰ってくるわけだが
ある日アベックの乗った車がわざわざ車止めて「その鶏どうするのって」
「食べるんだよ」って答えたら「ええっ~」って言われて不思議だったの覚えてる
今ならなんでかわかるけど
持って帰った鶏はそれでも1週間ぐらい置いとけば2回ぐらいまだ卵産む
生まれたばかりの卵がまだ柔らかい事も体験した
それから父がさばいてくれて食卓にのるわけだが
血抜きのためにぶら下げておくと野良ネコや野犬なんかにとられてしまったりする
もっとも飼い猫が捕まえてせっかく家まで持ってきた野ウサギなんか
横取りして食べたこともある。飼い猫だから略奪だね
クンさんたちが来た時に狩りの練習のためにヒヨコ買って来て
庭に離そうとか思ったりした人間だから
大きくなったカラーヒヨコはどうされるんだろうとか思ってしまった
横着なクンさんと悩ましいクンさん
マイページに「有名な童話の意外な真実」って記事が載っていた
日本の童歌の方がもっと意外かも◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

