ヤリスクロスとLBXの違いについて…

 

 

レクサス店に行って、LBX実車を見てきました。自分の乗っているヤリスクロスと比較すると…その差は大きいです。

 

値段(税込)

☆ヤリスクロス約280万円 

★LBX約460万円

 

値段差は180万円です。ヤリスクロス乗りからすると大半の方は非常に高く感じると思いますが、

その性能差でいうと・・・

 

まず際立っていたのが、エンジンの静寂性とパワー差です。

LBXはドアが分厚く重たい。なので、ドアが閉まるときもドスッって感じです。ヤリスクロスは、ガチャって感じです。

 

■サイズ 

☆ヤリスクロス 全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm 

★LBX 全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm

 

全長の1cmはともかく、特にリアフェンダーが大きく、その幅差は6㎝。左右で3cmずつ大きいという事に。

実際乗ってみると、室内は変わりないので大きく見えませんが、外に出るとLBXがヤリスより大きいのは一目瞭然です。

 

全高は逆にLBXが約5cmほど低いという事にあります。空力抵抗もよさそうですね。

 

室内長ですが、長さはヤリスクロスが2.5㎝広いです。幅は1.5cmLBXが、高さは1cmヤリスクロスの方が高いです。

ヤリスクロスの方が気持ち広いという事になりますが、ほぼ誤差の範囲です。逆に後部座席のドアの開閉角度はLBXの方が10度近く多く開くため、乗り降りしやすいです。この差は意外と大きいかもしれません。

後、後部座席のヘッドレストもヤリスクロスは大きく、LBXはコンパクトです。LBXのほうが圧倒的に質感や後方視界の確保という点で優位です。
 

荷台のサイズ

ヤリスクロス390L

LBX330L 

これはわかりやすいです。ヤリスクロスの方が広いです。ただ実際、その差は感じないかもしれません。荷物いっぱい乗せて走ることがないので・・・。

 

 

□装備差について・・・

パワーシート

助手席は手動というのはいっしょなのですが、運転席の電動シートはLBXにはメモリ機能がついています。3人分まで登録可能です。これは正直便利です。家族によってサイズが違うので、ヤリスクロスの場合、毎回毎回シート合わせです。

ただ、LBXは値段が高いのですから、せっかくなら助手席も電動にしてほしかったですね。この点はチープさを感じます。

 

アームレストがLBXは標準です。ヤリスクロスはオプションですし、そのヤリスのオプションも単なる薄い肘置きです。

ヤリスで収納容量を期待するなら社外品になりますが、LBXの標準アームレストは収納もあり、作りもしっかりしています。

私のヤリスクロス・アームレストは社外品のため、収容力はあるものの、スライドがすごく安っぽいです。

 

LBX には パドルシフトがあるのも良いですね ヤリスクロスZにはパドルシフトはありません。使うかどうかは別ですが。

 

空調やヒーターについて。

ヤリスクロスZは2022年マイナーチェンジにより、ステアリングヒーターが標準化されました。

LBXについては言うまでもなく標準装備ですが、シートヒーターとエアコンに違いがあります。

シートヒーターはヤリスクロスはワンボタンのみですが、LBXは3段階で暑さを変更できます。真冬標準なので意外と暑いんですよね、ヤリスの場合。これはありがたいです。また、LBXは外気温などによって自動的に調整してくれるようで、本当に高級車並みです!

あと、LBXは、エアコンが助手席も単独設定できます。これもありがたいですね。ヤリスは当然画一です。

 

□燃費 こちらは、カタログ値ではさほど差は見受けられません。市街地乗りではややヤリスクロス、高速ではLBXに軍配がありますが、これもほぼ誤差の範囲化と覆います。

 

 □安全性能

衝突実験で、乗車している人への下腿部のダメージについてはニーエアバッグのあるLBXに軍配が!

歩行者に対する衝突安全試験では、以外にもヤリスクロスに軍配!それだけ、LBXは、剛性が強いと言うことなのでしょうか…ただ、これについては車内を守る趣旨のものではないので、論外とします。

あと、パノラマビューモニターがLBXのほうが見やすいです。モニターサイズ差もありますが、カメラやプログラム性能の差なのとてもクリアで見やすかったです。ヤリスは少し歪みがあるというか…

また、LBXにはドライバーの居眠りなどを監視する機能(カメラ)もあります。開閉眼球検査もあるってすごいですね。あと、レーンディパーチャーにも差が!

ヤリスクロスは白線を追いますので、白線切れになると機能しなくなりますが、LBXは草木や縁石にも反応するとのこです。

LBXはポップアップデイプレイがある(ヤリスクロスにはない)なも見やすいですね。

 

□重量 ヤリスクロス 1140㎏ LBX 1310㎏  この差はでかいです。LBXの安定感はこの重量のおかげかもしれません。にも拘わらず、燃費性能はほぼ互角です。本当にすごいですね。

 

□タイヤ ヤリクスクロス 18インチ(215/50R18) 、 LBX(225/55R18)

□リアハッチ ヤリスクロス(ハンズフリーパワーバックドアはオプション) LBX 標準

□後席のアームレスト ヤリスクロス あり LBX無し

 

LBXはリラックスが圧倒的に売れているようです。やはり本革シート良いですね~(ヤリスクロスはファブリック生地)

あと色のチョイスに関しても追加料金がほとんどないです。リラックスの場合、1色(ソニックカッパー)のみ追加料金。

 

 

 

インテリアやエクステリアの差は置いておきますが、なんといっても分厚いドアのおかげで、エンジンが非常に静かです。

ヤリスクロスと同じエンジンですが、ヤリスクロスのほうがドア厚の薄さなどが影響して3気筒の振動や音がダイレクトに響きます。逆にLBXは本当に静かです。また、バッテリーがバイポーラ式という事で、モーターからエンジンへのシフト時も静かです。流石トヨタさん、ヤリスクロスもスムーズですが、この点ではリチウムイオンよりバイポーラの方が優れているのが良くわかります。車重が

 1.36倍も重いLBXですが、燃費がほとんど変わらないというのは、このバッテリーの駆動の影響が大きいと考えます。

 

 

 

のこりの価格差は・・・ディーラー対応の素晴らしさと・・・LEXUS乗りの優越感でしょうか・・・

 

総合的に考えるとレクサスの優越感・・・LBXありかも・・・・です。