1時間の講演でしたが、その内容は日本版北欧型資産運用という感じでした。


1.タイプ的には投機と投資の違いについて。

長期であれば投資 

例)積立投資 保険の年金運用等

短期であれば投機

例)FX 先物 仮想通貨

なお、株取引は、両側面あります。


2.貯蓄率 20%を目標に。額ではなく率。


3口座について

・途中引き出しが面倒な商品

・分散管理(口座)

・投資は収入の15%までの自動積立


なぜ、今投資が必要なのか。

1.長寿化による、生活資金の不足

男性85女性90歳を超えてくる。預貯金の不足が顕著化する。

2.少子高齢化 

年金制度スタート時(1960年代)は9人が1人を支える時代であったが、2040年代には何と1.2人に1人で支える時代、つまり8分の1になってしまうということで年金が不足すること必至。

3.インフレ

今のペースだと2%増が続くとして、年10万円ほど家計の支出が増える。

貨幣価値が下がるということは、預貯金してるだけで資産を減らしてしまう(現在100万円の貨幣価値は30年後には55万円にまで減少。)


簡単に言うと、日本に未来はないということでしょうか…。


私的には、更に国や地方の財政赤字も更に要素に加わると見ています。様々な補助はなくなると思いますし、行政サービスも無くなっていくと考えています。生活保護や母子手当等も…

政府がばらまこうにも、財源がもうないということになりそうですね。


そこで…銀行に預けているだけでは駄目だということ。

そのためにきちんと運用しましょう、ということです。


私も、低所得サラリーマンですが、おかげさまで毎年自分のお小遣い以上は投資(投機)だけで稼げています。