いや〜びっくりすることが沢山ある不動産業界。

特に募集資料や動画作成で大間違いとは言わないものの、勘違いしている不動産会社が多くあります。特に賃貸仲介業者。

 

1LDKの間取りについて…

公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会はDK4.5帖以上、LDK8帖以上と定めています。

その辺りは、誰でも知っている事実なのですが、意外と触れられていないのが、もう一部屋、LDKともう一つの居室のことです。

 

1LDKとは、8帖以上のLDKと、もう一つ居室がある間取りですが、この居室表記をするには社会通念上最低4.5帖というのがベースとなってきます。

例えば、8.5帖のLDKと、3.5帖の間取りだと正確には0LDK+Sという事になります。

ゼロエルディーケー?

聞いたことない方もいるかもしれませんが、つまりは広〜いワンルームにおまけでサービスルームがついている!という感じの間取りです。

不動産会社の中には0LDKという間取り表記が出来ないため、結果1R+Sと表記することが多いのです。なので、0LDKと言うのはあまり見ない表記だと思います。

 

もし、4.5帖未満の部屋が居室としてまかり通るのなら、採光と天井高をクリアした3帖程度の部屋を3つとLDKを足して3LDKと表記しても正解となってしまいます。