1ヶ月前に、ある営業TELから一気に加速した太陽光発電設置計画。

色々不安材料があるため、一つずつ解決しています。

①元は取れるか・・・。
おそらく可能! 我が家は西南西流れの片流れ屋根。そのためパネルが載る面積が広い!南向きに比べてロスは13%ほど。
三菱製の多結晶190タイプ32枚で6.08kw。これは一般家庭から考えると多すぎるぐらい。
一般家庭で大体4k~5k。
 
現在具体的な数値計算中。9月の1ヶ月間をトータル計算してどれぐらい利益になるか算出中。

②重さの心配は?
ほぼ無し。我が家は耐震強度には少し余裕があり、むしろ荷重により耐風力が増すのではないかと考えられる(個人的見解)
しかも、一点集中ではない(荷重分散される)ので重さで家が倒壊する事は無い。

③液晶パネルのメンテナンスは?
基本、ノンメンテ。昔の機種はパネルを裏返さないと故障箇所がわからないものが多かったが、今のパネルは、パネル上に機器をかざすだけで発電しているいないがわかるらしい。

④屋根塗装などのメンテは?
パネルは簡単に取り外しが可能なので屋根の塗装塗りなおしの際も問題なし!


⑤余剰電力買取価格は?
新買取制度における買取単価は、太陽光発電設備の設置年度に応じて、各年度の単価を適用(しかし買取価格は毎年下がり続ける。H22設置分の48円/khwが買取最高額)。太陽光発電設備を設置以降10年間は、同一の買取単価で買い取り。よって、設置するには絶好の機会。
 
⑥設置費用は・・・?
何と!6.08kwで280万円!さらに少し安くなりますし、市と国の補助金合わせて72万円が返って来るので、実質設置費用は200万そこそこです!これは安い!!!安くなるよう色々頑張りました。



で、ここからが重要な情報!



⑦ご近所さんの中で設置は早い者勝ち!?

太陽光発電を行なっている一般家庭が複数隣接すると供給点において電圧の異常、周波数異常、電流異常が発生し、適正な太陽光発電が行えず、太陽光発電を設置しても発電を行えない場合があるようです。噛み砕いて言うと、隣接設置の数に限界があるらしいのです。
電力会社としての対策を実施したが系統が安定しない場合は、最悪の場合集中している太陽光発電のインバータを系統安定化対策をしているものに個人負担で全て変えないといけない。それでも系統の安定化がはかれない場合は、太陽光発電の系統連系をあきらめていただくと言うもので「つまりは先に設置した人は電力会社が見るが、後から設置される方に関しては太陽光発電が安定して行えるシステムの変更に必要な費用を自腹で出していただく」というものです。思いもよらぬ追加工事が発生する可能性があるのです。しかもかなり大きな金額です!

結果として、太陽光発電は早い者勝ちで、法的にも発電して売電する以上どうすることも出来ないようです



⑧天災等災害時の保証は?

通常、機器の異常については10年メーカー保証で対応できますが、例えば台風や飛来物などの天災が原因でパネルが壊れたりしたら・・・?
対応方法は2つ。
一つは家の火災保険の契約更新する。例えば、火災保険で家の再調達価格として1100万円まで保障があるとします。これを新築時に35年の保険期間で40万円一括で支払っているとします。で、300万円のソーラーパネル設置工事で追加になる火災保険料が約10万円(火災保険満了と同じ期間の保険追加額)。
もう一つは、太陽光のメーカーが設置工務店に準備している、災害補償保険。これは10年で1.5万円。
どちらが得かおわかりだとおもいますがしかしです!

では、どちらの保険にも加入しなければどうなるか・・・ 
通常の災害(火災による家全焼を除く)の場合、太陽光パネル等の天災に伴う保障は、火災保険が適用されるんです!つまり、新築時じゃなく後から太陽光パネル設置しても、新築時の火災保険で保養されると言う事です。解釈としては、太陽光パネルも屋根の一部をしてみなされる!と言う事のようです。空から飛来物が落ちて、パネルが損傷しても家の建築時の火災保険が使えると言う事です。

もし火災で家が全焼したなら、新築時の1100万円は保障されますが、跡から設置したパネル代等の300万円は保障外と言う事です。当然ですよね。

火災で全焼したなら諦めが付く!次回の建築時はソーラーパネルは外せばよい。
ソレならばわざわざ保険に入る必要があるかどうか・・・考えてみてください。

ただし、上記内容は保障内容や保険会社、建築条件等で異なってきますので、詳しくは皆さんの保険会社と施行会社に確認が必要です(今回の例はあくまで我が家の事例です)。