ヒロシマ平和公園の四季

ヒロシマ平和公園の四季

「ヒロシマのこころ」とは、報復の連鎖を断ち切ること。
広島平和公園の碑めぐりのガイドをしている"たっちゃん"が、
平和公園の四季を通じて「ヒロシマのこころ」を届けます。

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読者の皆さまへ

「ヒロシマ平和公園の四季」をお読み頂きましてありがとうございます。

次回からは「ヒロシマ平和公園の四季 第二部」としてリニューアル致しました。

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引き続きお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

淋しさには耐えられる
悲しみにも耐えてみよう
苦しさにも耐えてみて
耐えて耐えて耐えられないのは
虚しさ虚しさ空しさ
虚しさが耐えられるのは
ともだち あなた 戦う心・・・

 

永六輔さんはこんな詩を遺しています。彼の作品としては珍しく「戦う心」をメッセージとして遺しました。やはり自分探しの旅の終わりに出た、心からの叫びだったのかもしれません・・・。

 

原爆ドームのほぼ真上600メートル上空で、直径280メートルの火球が放つ3000~4000度の熱線と秒速440メートルの爆風でほとんどの家屋が焼失しました。1945年8月6日午前8時15分のことです。その物言わぬ歴史の証人は、1/3の骨格と瓦礫を残したまま「ヒロシマのこころ」を語り継いでいます。

監督は片渕須直。第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞の前作『マイマイ新子と千年の魔法』(09)は観客の心に響き、異例の断続的ロングラン上映を達成しました。徹底した原作追及、資料探求、現地調査、ヒアリングを積み重ね、すずさんの生きた世界をリアルに活き活きと描き出した本作には紛れもなく今の私たちの毎日に連なる世界があります。

 

原作はこうの史代。第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞ほか各メディアのランキングでも第1位を獲得。綿密なリサーチによる膨大な情報と、マンガ表現への挑戦がさりげなく織り込まれており、その創作姿勢と高い完成度から多くのマンガファン・書店員から熱い支持を得ています。

日本全国からの「この映画が見たい」という声に支えられ完成した『この世界の片隅に』は、長く、深く、多くの人の心に火を灯し続けることでしょう。100年先にも愛され続ける映画が、ここに誕生しました。

採決では核保有国の米英仏露が反対し、唯一の被爆国で米国の「核の傘」に入る日本も反対票を投じた。決議はオーストリアやメキシコなどが主導。この日の採決では113カ国が賛成、35カ国が反対、13カ国が棄権に回った。日本は10月の国連総会第1委員会(軍縮)でも、「核軍縮は核保有国を含めた国際社会の総意で進めるべきだ」として決議への反対を表明していた。(ネットニュースより)

 

核兵器禁止条約という金字塔の入り口にも入ろうとしない、日本の主張はまさに支離滅裂・民意乖離・日米癒着だ。いよいよ「核抑止力」という呪縛から逃げられない「世界の孤児」になってしまったのか・・・。

昨年は当ブログへご訪問いただきましてありがとうございました。

今年は「ヒロシマ平和公園の四季」というマイカレンダーをデスクの前にかけて、時を刻もうと思っています。毎月一枚ずつアップしてまいります。よろしくお願い申し上げます。

皆さま、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

今年もお世話になりました。石内川のカワセミくんを追っかけた一年でした。来年は新しい趣向でカレンダーを作りたいと思います。

皆さま、健やかにいいお年をお迎え下さいませ。

 

1871年(明治4年)、明治政府により城郭に鎮西鎮台の第1分営が置かれたことをきっかけに、次第に城郭の周りに軍事施設が集結してきました。大陸での戦闘に向け鎮台から師団に改編。1888年には第5師団として歩兵11連隊、砲兵隊、騎兵隊などが配備され、基町周辺は一大軍事拠点となりました。

 

 

1894年に日清戦争が始まると、本丸に大本営が置かれました。1945年6月、中国軍管区司令部に昇格。本丸下段には司令官室や参謀部のある1号舎のほか、比治山高等女学校の生徒が宿泊していた宿舎、半地下の防空作戦室がありました。爆心地から790メートルで被爆。半地下の防空作戦室も爆風で破壊されましたが、被害の第1報はここから発せられました。

 

 

ここには半地下式の作戦司令室、通信室が設けられていた。 この通信室では多くの軍人、軍属に混じって学徒動員された比治山高等女学校の女学生たちも働いていた。


経済産業省は16日の有識者会議で、東京電力福島第1原発事故の賠償費用と老朽化した原発の廃炉費用について、大手電力だけでなく新電力にも負担を求める電力システム改革の提言をまとめた。大手電力が原発や石炭火力などの安価な電力を取引市場に供給するのと引き換えに、原発を持たない新電力にも原発事故の賠償費用などを負担してもらうバーター取引となった。(毎日新聞)

これでは自然循環型の発電開発にブレーキがかかってしまいます。そして偶然隣の記事に「島根原発2号機に亀裂」のニュースに愕然としました。仏教でいう六道(6種類の苦しみに満ちた世界)の中の地獄道(じごくどう・底なし地獄)とはこのことか・・・。.