今回は完了形を取り扱います。
<基本形>
have + 過去分詞 (現在完了形)
had + 過去分詞 (過去完了形)


そもそも、完了形と言うのが
時間軸のどの部分を表わしているのか、
理解することが大切です。


完了形はある時からある時までの
時間の幅を表します。
例えば、
(1) I was sick yesterday.         (昨日)
という文があったとき、
これは昨日という過去における一時点を表しています。


それに対して、
(2) I have been sick since yesterday. (昨日⇒今日)
は昨日から現在に至るまでの
その間の時間を表しています。
それ故に、過去の一時点を表わす、
three years agoなどと現在完了形は一緒に使えません。
* I have finished my homework yesterday.
* When have you finish your lunch?


(3) When we arrived at the station, the train had already left.
                       (電車が出発⇒駅に着いたとき)
これは高校生になると出会う過去完了形です。
過去完了形ではhadと過去分詞を用いますが、
なかなか理解に苦しむ場合があります。
どういうことかと言うと、
この文の場合、私たちが駅に着いた、という過去の時点を
基準にして、それより前に電車が去ったということなので、
過去完了になるわけです。
要するに、現在までは言及していないことになります。
それ故に、
過去完了形は文中に、もしくはその前後に基準となる過去が存在する必要があります。
この文の場合、基準となる過去はarrivedです。


(4) I lost my watch that my grandmother had given to me.
これは大過去と呼ばれるものですが、
考え方は過去完了形と同じです。
要するに、無くした(lost)という過去の時点よりも前を表す時には、
had+過去分詞で表すということです。



厳密には
過去完了と大過去は区別すべきなのでしょうが、
要は過去より古いのが過去完了と理解しておいても
問題を解くうえで支障はないので
ここでは同じ解釈にしています。


お疲れ様です。
今回はここまでです。
尚、時制については次回が最後になります。