此花演劇館へ。

この月公演していたのは、嵐山瞳太郎座長率いる嵐瞳劇。

この日は、葉山花凛ちゃんの誕生日公演でした。

お芝居は「恩情十手風」。

「江戸の十手風」などのお外題でかけられることもあるお芝居です。


牢破りをした三日月の長次(あつしくん)は、目明し振袖の銀次(嵐山瞳太郎座長)の縄にかかる。長次は、親不孝を重ねた母が大病で、明日をも知れないことを銀次に話し、それを聞いた銀次も、七日間の猶予を与え、国に帰ることを許す。

銀次の子分である富蔵(葉山花凛ちゃん)を護衛につけ、長次の故郷へと出発するが、銀次の失脚を狙う八丁堀の大五郎(轟純平さん)と、富蔵の元恋人のおまき(高野花子さん)の策略で、富蔵は窮地に陥る・・・


捕われて袋叩きにあった富蔵が、縛られた縄を行灯の火で焼き切り、大逆転で幕が降ります。

もちろん長次も約束通り帰ってきてめでたしめでたし。

なのですが。おまきさんは、大五郎の口車に騙されただけなのに、斬られちゃうのはなんかかわいそう。

酒を飲んで、ぺらぺら喋っちゃった富蔵の自業自得なところも。

カッコいいから良し。



この日の主役、葉山花凛ちゃん。




素敵な女優さんにならはりました。



嵐山瞳太郎座長。


長台詞も軽くこなすあつしくん。


高野花子さん。