羅い舞座御所店へ。

今月は劇団武るが公演中。


この日のお芝居は「里恋峠」。

浜松家の二代目(三条すすむ座長)は、里恋峠の茶店の娘おそめ(花總ひびきさん)に一目惚れ。若い衆の音吉(都京弥さん)に、話をつけて一家に連れて帰ってくるように命じる。

おそめが浜松家に来てから三月たった頃、浜松家の叔父である黒兵衛(中村直斗さん)とその娘おたか(司春香さん)がやってくる。おたかは二代目に横恋慕し、音吉とおそめが間男をしていると言いがかりをつける。黒兵衛にも問い詰められた二代目は、薄々間違いだとは分かりつつも、叔父には逆らえず、おそめは離別、音吉は盃を水にして、二人を一家から追い出す。

おそめのお腹には二代目の子が宿っていると聞いた音吉は、おそめを守る決心をする・・・


悲しい結末でしたが、すすむ座長、京弥座長の熱演で、とても締まった良いお芝居でした。

ひびきさんのおそめがとても良かった。最後に流す涙が綺麗。




三条すすむ座長。



都京弥さん。



司春香さん。意地の悪いおたかを演じきっておられました。



光乃みなさん。おそめのおっかさん役。老け役もばっちり。上手かったです。



中村直斗さん。膝、お大事に。



花總ひびきさん。



都祐矢さん。


花總しら雪ちゃん。