暇をつぶすことを

"Kill time"

といいますよね。

 

 

でも、逆もあると思うんです

過剰な時間が人をころしてしまうことも。

 

 

大学1年生になっても

相変わらず彼女ができない。

サークルとかに入ってもダメでしたね。

コンパもダメ。

 

 

そして、また自信を失っていきます。

ただ、高校時代と全く違うところがひとつ。

その自信喪失スピードが加速したんです。

 

 

原因は、大学生活の有り余る時間。

高校と違って、授業もスカスカだし

自分が打ち込める部活的なものもない。

 

 

そうすると、余った時間に考えてしまう。

ネガティブなことしか浮かんでこないから

自信を失う。

悪循環でした。

 

 

そんなとき

クラスのある女の子から

「付き合わない?」

と持ちかけられます。

ややがっちりした体型の女の子でした。

 

 

自分は、中学のとき太っていて

高校でかなり痩せたので

体型には、多少オブセッションが

あるんです。

彼女のは

水泳で鍛えた筋肉だったのですが…。

 

 

でも、

「こんな自分に言い寄ってくれたのだから」

と了解します。

性格が素直で楽しい人だったから

「好きになるかもしれない」という思いで。

 

 

皆さんもありませんか?

こういうこと。

 

 

ただ、それって「ない」と思うんです。

なぜなら、恋愛は駆け引きだから。

自分が常に上位に立ってしまうと

恋愛は成り立たない。

 

 

「付き合ってあげている」

なんて考えると、彼女を傷つけるし

そのことが、自分を腐らせていく。

当然、自尊心も高まらないままです。

 

 

それに気づいたとき

3ヶ月くらい経ったところで

自分から別れを告げます。

 

 

そして

ひとりになる寂しさを自ら選択したことが

状況を大悪化させ、大好転させていきます。

 

 

追記

その彼女ですが

今は結婚し幸せにしているそうです。

結婚を考える年齢になって

正常な自尊心もある今のような状態で

彼女と出会っていれば

違った結果になっていたかもしれません。