今日は、なっちが出ている。朗読劇「頭の中の消しゴム」を観劇してきました。
これは、愛ちゃんも行った朗読劇ですが。
話の内容をしっているだけに見てみたいと思っていました。
2時間の劇ですが
半分くらい泣いてた気がします。
幼い頃に母親に捨てたられた、浩介と、振られたばかりの薫が出会うところからスタート。
最初は、全然興味ないそぶりの二人が、次第に恋に落ちる。
しかし、浩介はトラウマがあり、結婚する気は全く無かった。
そんな矢先、頭痛で薫が倒れて、浩介の気持ちに変化が出る。
この人と幸せに・・そして二人は結婚する。
結婚生活は順調だった。
薫の体に異変が起きるまでは・・・・
そして、病院で若年性アルツハイマーと診断されれてしまう
そのことは、浩介には伝えずに、自分は実家に帰ってしまう。
そして、離婚しようと伝える。
伝えられた浩介は混乱する。
しかし、薫の薬を発見し、調べて初めて彼女が病気であることを知る。
半年間も知らされなかった。
そこから、薫の為に、色んな事をする。
記憶がなくなっていくのをつなぎとめるかのように、日記をとる
浩介の名前がわからなくなったり、徐々に、症状は悪化。
それでも、浩介は
「ずっと そばにいてくれ、それだけでいいから・・・そばにいてくれ・・・」
ある日。。。薫が突然置手紙を残し家から消える。
そこには・・・・「自分が自分であるうちに、あなたに迷惑のかからないうちにここから消えます。」
1年くらいたった後、浩介の元に一通の手紙が届く。
薫からの手紙だった、どうやら、一瞬全ての記憶が戻り、その間に書いた手紙らしい。
最後に、探さないで下さいと書いてあった。
しかし、投函先が書かれていて、そこを探し出した。
薫は施設に入っており。既に、ほとんど記憶がなくなっている。
手紙は施設の人が見つけて投函してくれたようでした。
浩介と薫が再会するも、薫からの言葉は「初めまして」だった。
浩介はうなだれる、そして薫がもっていたスケッチブックを覗き込む。
そこに書かれていたのは・・・・・自分の似顔絵だった。
であった頃の似顔絵。
風でスケッチブックのほかのページがパラパラとめくれたそこには、何ページにも渡って
同じ顔が書かれていた。
記憶がなくなったのに、ずっと愛し続けた人の顔はおぼえていてくれた。
そして、ずっと今までいえなかった台詞を浩介がつぶやく
「薫!愛しているよ。」
これ、かなりはしょって書いたけど、書いてる間に思い出して涙が出そうになる。
やっぱり、自分が男なので、男の立場から見てしまうんだよね。
なんで、自分の愛する人がそんな状態だったら、きっとみんな必死だと思う。
どんなにどんなに愛していても、止めることができない病気との闘いだし。
記憶がなくなるって、めっちゃ辛い。
劇場であんなに泣いたの初めてだ。なっちの演技も良かったし。
実際、疲れが酷かったので、行くのをためらったんだけど、行ってよかった。
ただ、2,3回ともきっと号泣だろうって思ったから、1回だけにしておきました。
(ってか、チケは1枚しかなかったので(笑))
久々に、めっちゃ心が洗われた気がした。