題名:俺のイタリアン、俺のフレンチ-ぶっちぎりで勝つ競争優位のつくり方-
筆者:坂本孝
1940年生まれ。山梨甲府市出身。オーディオ販売や中古ピアノ販売などを経て1990年ブックオフ創業者。2009年飲食業に参入。2011年"俺のイタリアン"などの俺の株式会社を創業。
内容:
実家の麦農家を手伝いから独立し、オーディオ販売など11個の事業の失敗を経て、ピアノ中古販売の事業に成功。ブックオフを創業する。その後、飲食業に参入。
→やり続けることが大事。
ビジネスで勝つ条件は、"競争優位性"があること。そして、参入障壁が高いこと。
差別化をいくつ作れるかが勝負。
→一流シェフが高級食材をふんだんに使用し、客回転率を上げることで低価格を実現するという外食業界の常識を覆したビジネスモデル
(他の飲食業では運営できない狭い厨房でもそれを可能にした。これは運営しながら作ったノウハウ。)
俺のイタリアンのコンセプトの発想
→食べ歩きしてると、ミシュラン星付きと立ち飲み屋が流行ってる。それらをくっつけてしまえ！
アイデアは閃きだけではなく、きちんと数字で表現すること。常識に対して、数字に落とし込んだアイデアとのギャップがある時は勝つチャンスが高い。
→飲食業は原価率は30パー以内という常識に対して、回転数を増やすことによって、60パーでも儲けが出る。
稲盛和夫氏の教え
→経営12ヶ条と六つの精進。(利他の心、値決めは経営、アメーバ経営など。)
特に経営方針やマネジメント手法は、稲盛和夫氏の教えを多分に受けていると思われる。今後勉強したい。