名鉄7300系 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 懐かしの名鉄ネタをもう一日。SR車に交じって優等列車でも走っていた7300系だ。
 一見、パノラマカー風に見えるが、車体を新製して旧型車に載せ替えた更新車で、吊り掛け駆動の旧性能車だった。
 連続窓の固定窓、転換クロスシート、冷房付と車内設備はパノラマカーと同等だったので、一般の乗客にとっては5000系や5200系より「当たり」だったはずだ。床下から聞こえてくる重々しい走行音を気にする人などいなかっただろうから。

 正面貫通扉の窓が大きいので、遠目でもすぐに見分けがついた。
 正面は切妻で簡素な作りだったから、同じく貫通形の7700系などと比べると華に欠けていた印象がある。台車も当初はイコライザー付の古めかしい物だったが、この画像では履き替えられている。
 名鉄の旧性能車は高速走行向きの性能をもっていたので、結構飛ばしていた記憶がある。加減速性能が劣る分、普通列車より優等列車の方が向いていたのかも知れない。