「3D」の可能性 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 最近の模型雑誌を開くと、メーカー製品や個人モデラーの作品で3Dプリンタを駆使したものをよく目にする。上の画像は、ホビーモデルが発売した横浜市交通局のバッテリーカーだが、これも3Dプリンタを使っているそうだ。
 個人で買える3Dプリンタも出ているし、使い方指南の記事が雑誌に載ることもある。
 3Dと言えば、面白い試みもあるようだ。次々と昭和の建築物が取り壊されているが、なくなってしまうビルなどを3Dで残そうという試みだ。
 ある大学の事例としてやっていたのは、中銀カプセルタワー。まるで宇宙船みたいな特異な外観で有名だが、取り壊される前にドローンを飛ばして、建物を3Dデータとして測定し記録していた。
 今の技術では何度もドローンを飛ばさなければならず、膨大な手間がかかるそうだが、データを取り込めればメタバースでリアルな街並みを再現して、昭和の追体験が出来よう。データを使って3Dプリンタで任意の縮尺の建築模型も作れそうだ。鉄道模型のレイアウト作りが激変するかも。