
昨日の記事「南海四国ライン」で話題にした、南海和歌山港線は、かつて乗り鉄にとって、特に乗り潰し派にとって手強い路線だった。末端部の一区間、和歌山港駅と水軒駅の間の列車が、一日に二本しかなかったのだ。
この区間に乗ろうとチャレンジを繰り返したが、結局未達成のまま2002年に廃止になってしまった。最後のチャレンジはその前年だったが、途中の乗り継ぎで手間取り、一本前の電車に乗れていれば…という悔しい結果で終わってしまった。
ちなみに上の写真は、まだ旧型車で運用されていた頃の線内折り返しの列車だ。
和歌山港線は港町特有の風情があるお気に入りの路線。四国航路の利用なしでも何度か訪れている。
以下の写真は2006年1月の訪問時の撮影だ。


線内には三つのローカル駅があったのだが、前年11月で廃止になっており、時刻表の下にお知らせが貼られていた。

そして、この車止めの先が水軒駅へと延びていたのだ。



帰路は特急「サザン」を利用。たまたま接続する船便がない時間帯だったので、下り列車の客扱いは和歌山市駅までで、和歌山港駅へは回送で到着し、折り返し難波駅行きとなった。