樽見鉄道「ハイモ180形」の思い出 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 少し前の記事で、近江鉄道のLEカーの思い出写真をUPしているが、残念ながら現車には乗っていない。初めてLEカーに乗車したのは樽見鉄道のハイモ180形だった。

 ハイモ180形の登場は1984年。国鉄樽見線を継承した第三セクターの樽見鉄道が開業するにあたって用意された車輌で、車体長は12メートルとまさにバス並みだった、

 車長が短いだけでなく、足回りも1軸台車を採用しており、いったいどんな乗り心地なのかを体験したくて出かけたのだった。

 ハイモ180形は、100番台が一部クロスシート、200番台はオール・ロングシートで計3輌が製造された。写真のスロウプラウに201という数字が見えるので、乗車したのは2輌あった200番台の方だ。

 初めての2軸車輌の乗車体験は強烈だった。こんなに揺れるのかとビックリするほど、凄まじい揺れが襲ってくる。舗装されていない悪路を走る乗用車の感覚に似ているかも知れない。

 訪れたのは樽見鉄道の開業間もない頃と記憶しているが、駅(確か美江寺駅)に貼られた時刻表が昭和60年(1985年)3月改正になっているから、開業の翌年以降ということになる。この頃はまだ神海駅が終点だった。