初代・快速「マリンライナー」 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 1988年に瀬戸大橋線が開業。それまでの宇高連絡船に代わって、本州と四国を結ぶアクセス手段として、快速「マリンライナー」が岡山・高松間に設定された。

 快速「マリンライナー」の高松方先頭車は、大きな窓をもつパノラマ構造のグリーン車で、シートが窓向きにセットされていた。

 琴電の撮影と同時期に乗車した記録をご覧いただく。




 運転席越しながら、前面展望も効く構造なのに、何故、横向きセットの座席なのか…という疑問をもっての乗車だったが、実際に乗って納得。いざ、橋梁部に差し掛かると、前面展望は鉄橋のトラスしか見えないのだった。

 しかし、橋梁部では瀬戸内海の眺望が楽しめるものの、それ以外の区間では、普通に進行方向を向いている方が居住性が良い。

 開業直後のブームが終わった後は、グリーン車のシートも進行方向にセットされるようになった。横向きにして、互いにぶつからないだけのシートピッチをとってあるだけに、進行方向にセットすると前後が広かったのを覚えている。

 なお、現在の快速「マリンライナー」の先頭車はダブルデッカー車で運転されている。


 この頃、ローカル運用に就いていた111系(113系)は、更新を受けつつも、まだ頑張っているはずだ。