大阪市内にある南海電鉄汐見橋線木津川駅をモチーフに製作開始しました。
構内踏切と都会の割には雑草が生えていてホームの屋根も寂れてるところに惹かれた次第です。
車輌無しでの風景。今回、架線柱のみ既製品を使用しましたがその他のストラクチャー類はプラ板や3Dプリンタを使用してオリジナル製作しています。
構内踏切の警報機と遮断機は3Dプリンタで製作しました。3Dプリンタを導入して半年過ぎましたが、こういう物も製作可能となりました。
ホームは支柱や柵のみ3Dプリンタで、後はプラ板から製作しています。
3Dプリンタ導入当初は、全てを3Dプリンタでとの思いがありましたが、ようやく製作方法の棲み分けが分かってきた気がします。
30cm×8.5cmというコンパクトサイズですが、色々な表現を取り込んだ作品となりました。
もう一つはダイソーの100円のコレクションボックスサイズのジオラマ。
路面電車の似合う併用軌道のジオラマですが、今回初めての取り組みとしてベースをボール紙(板目表紙)を使用しました。
道路と併用軌道部分は塗り分けし、併用軌道部分はカッターでの切り込みによる筋彫りもして石畳を表現しています。
ボール紙を使用した感想としては、
メリット
圧倒的に加工性が良いこと、併用軌道に限ってはコスパが良いこと。
デメリット
塗装の塗り分けに少し難がある。
マスキングテープを使用すると表面のみが剥がれてしまう場合がありました。
吸湿によるソリについてはフレキシブルレールの高さ分5枚ほど重ねて製作しましたが、貼り合わせる度に重しを載せて矯正したのが良かったのか今のところ影響は出ていません。
長期休暇も残り僅かとなりましたが、もう一作品ぐらい製作してみたいと思います。