阪神電鉄では創業120周年記念事業の一環として、急行用車両で活躍している8000系車両を旧塗装に戻すことが決定した。

新しくなった梅田駅に現れた懐かしいカラーリングの車両。前照灯はLEDになっているが雰囲気は十分である。

今回の復刻塗装は1本のみの実施ではなく、今後時間をかけて全編成の塗装を変更していく。行先表示がフルカラーLEDになった編成と赤胴車のカラーリングの組み合わせは初めてのことである。 

前面にハートマークが付いていることについては賛否両論だが、実際見てみると現代に蘇った赤胴車であることが分かるのでこれはこれで良いと感じた。

やっぱり元のカラーリングが一番似合っていると感じさせられる。やっぱりこれこそ阪神電車だと思う。

通過標識灯が点灯した姿も捉えたかったので日没寸前にも撮影した。点灯すべきものが全て灯っている姿は本当に格好良い。

雨の中、神戸市街の地下区間へと坂を下る赤胴車、標識灯も点灯した姿が本当に格好良すぎてカメラを持つ手が震えたものである。今後は数が増えていくので更に撮影の幅も広がりそうで楽しみである。