昨日、京成電鉄と新京成電鉄の合併が国土交通省より認可され、これまで新京成線として運行されてきた区間は『松戸線』となることが明らかになった。


詳しくは以下の公式発表のリンクをご覧いただきたい。


この発表から読み取れることをこちらのブログでは書いていきたい。


•さらば新京成、よろしく京成松戸線。

言うまでもなく、新京成電鉄が解散すると言うことから路線名が改称される。これによりこれまで新京成線として運行されてきた区間は『京成松戸線』へと名称が改められることになる。京成は本線から分岐する路線の終着駅を路線名にしているので、セオリー通りといったところだろうか。どこかのファ◯マみたいなラインカラーの路線みたいにヘンテコな名前つけられるよりかはマシ。


新京成改め京成松戸線となるこの路線。79年続いてきた歴史に幕を閉じることになる。また京成電鉄の路線になることに伴い、駅ナンバリングも『SL』から『KS』を冠したものに変更される。行き先表示がLED化された車両はともかく、方向幕を今も使用している車両は刷り直さないといけなくなるけどどうするんだろう?


•ジェントルピンク消滅、新たな車体カラーへ

千葉日報の記事では車体デザインの変更について触れられている

最近では新京成のロゴマークを削除した状態で検査出場を行った編成が出てきていたので、当然の流れであろうか。


こちらはロゴマークが削除された80000形の80016編成、違和感がすごい。この編成の他にも8800形やN800形でもロゴマークの削除がなされた編成が出てきていて、こちらは合併までに急ピッチで撤去が進むのだろうか。


今後塗装が変更されていくことになるピンクの電車たち。この色が最初に出てきた頃はあまりのイメチェンっぷりに受け入れ難いものを感じていたが、慣れてきたかなと言うタイミングでの合併という現実。果たして次の色はどのようなカラーになるのか。


新型車両の80000形はむしろこの色がかなり似合っていたので、今後塗装が変えられてしまうと言うのは残念でならない。3100形と共通設計でもあるので形式の編入とかも今後は行われちゃうのかな?


こちらはN800形、塗装変更の過渡期に製造されているので、旧塗装時代を知らない編成もある。今後は共通設計である3000形をベースにしたカラーリングになるのか、それともまた別のものになるのか。こちらも形式編入されてもおかしくない。


新京成オリジナルの形式でもある8900形、こちらはデビュー時は赤と青の帯を巻いていたが、果たして合併後はどうなるか。期待したいけど、どうかな?笑


今回は車両のデザインを中心に予想をしてみたが、その他職員の雇用は維持していくが制服は京成電鉄のものに統一することや、運賃形態については変更しないことが明らかになっている。


残された短い期間、新京成の今後に注目していきたい。