先日の記事にてディズニーリゾートラインは立派な鉄道事業者であり、様々な鉄道に必要な保守点検、整備が行われながら運営されていることを紹介した。

↓先日の記事はこちら



今回は車両の方に目を向けてみることにする。


深夜、見慣れた某ネズミのキャラクターの形の窓が特徴的な見覚えのある車両が道路を走る。


見慣れた舞浜の風景をバックに、見慣れた流線型の車両が運ばれていく。何をしているのだろうか?


こちらはディズニーリゾートラインの新型車両

リゾートライナーType Cの第101編成である。

こちらの黄色いモノレールは新型のType Cでは1番最初に製造された車両で、2020年から先陣を切って運転を開始している。


今回デビューから4年が経ち、法令に基づいた定期検査(自動車で例えると車検のようなもの)を受ける必要があるのだが、舞浜リゾートラインは自社で大規模な検査や修繕を行う設備を保有していないため、京成電鉄の宗吾車両基地に大規模な定期検査を委託している。当然レールが直接繋がっていないため、トレーラーを使用しての陸上輸送となる。


千葉市内某所にて

当然のことではあるが、安全にはかなり配慮した輸送であり、他の車と比べると低速での輸送であった。


千葉市内某所にて

千葉都市モノレールの高架橋の真下を跨座式モノレールであるリゾラの車両が通過していくのは非常に面白い光景である。


酒々井町某所にて

今回はモノレールの輸送でお馴染みのロジスティード(旧日立物流)さんが担当、安全第一でのプロのお仕事を見せていただいた。


最後は車両基地に入る前の国道にて手堅く車両を収めた。


今回は新型の車両が初めて検査に入るということで各地撮影者の数が凄まじかった。しかしながら無事に撮影を終えられ、何より輸送を終えられたことが本当に良かったと思う。


夢の国の裏側を見るというのは非常に面白いものであった。各地でお会いした方々、同行した友人氏、夜遅くまで本当にお疲れ様でした。