E131系の団体臨時列車の撮影後、少し待てば3400形が撮れるとのことだったので沿線撮影地にて軽く京成線を撮影することにした。


69K: 3700形3788編成(機器更新車)

最初から話題の編成がやってきた。同編成にあっては高砂検車区での脱線事故の当該編成であり、復旧にあたって上野方の2両を3748編成から取替、改番する方式をとった編成である。製造年次が異なる編成が組み込まれた結果、メンテナンス面などでの懸念があるのかどうかは分からないが最近になり機器更新が行われ、他の3700形とは異なる走行音を奏でる編成である。



25: 3600形3688編成(リバイバルカラー)

またしてもネタな編成、3600形のリバイバルカラーである。当初この編成はSR無線設置工事に伴う予備車確保を目的に6連化、そのついでにファイヤーオレンジの帯へと塗り替えられた。しかしながらその後車両計画の変更に振り回された結果、この編成にもSR無線が設置され無線の完全移行後も活躍している。果たしていつまで活躍が見られるのだろうか。


71K: 3818編成

ごく普通の3700形である。LEDの前照灯へと換装された姿が今でも見慣れない。


13: 3500形3536編成

古豪3500形、今日も元気に走り回っているが果たして活躍はいつまで続くのだろう。


A17: 3700形3868編成

最後まで前照灯が原型を保っていた同編成であるが、先日前照灯がついに交換され、これをもって3700形の前照灯交換が完遂となった。


11T: 都営5500形5518編成

都営浅草線の5500形、車両のデザインは本当に格好良く素晴らしい車両であるが、惜しむべきは行き先表示のLED。安物の部品を使っているのかどうかは詳しくは分からないが、カメラのシャッタースピードを1/60にまで落としてもLEDがはっきり写らないというカメラマン泣かせの車両である。車両のデザインが本当に格好いいだけに非常に残念である。


15: 3700形3828編成

数少ない6連を組む3700形である、この編成も例外なく前照灯が交換されてしまった。


A01: 3400形3448編成(桜に染まるまち、佐倉HM)

最後はお目当てであるヘッドマーク付きの3400形である。残り一本となった同形式を選出してヘッドマークを取り付けるというのが本当に粋な計らいだと思う。運行期間は残りわずか、もう少しカットを増やしていきたい。


短い時間で珍しい部類の車両を何本も回収でき、効率の良い撮影となった。