ダイヤ改正後、初めての仕事休みの日、改正で誕生した珍運用を見物しに撮影に出向いたので、その撮影記録を投稿する。


5032Y E233系5000番代 ケヨ514編成

ダイヤ改正により朝晩の快速が全滅し、ラッシュ時間帯の全列車が各駅停車となった京葉線。沿線自治体からの反対の声が止まない中強行する形となったが、それが地域と共に歩む鉄道会社のあるべき姿なのだろうか。




0298M 209系 マリC412編成+編成番号不明(忘れた)

なんの変哲もない房総の209系、しかしながら房総での活躍の期間も長くなっており、そろそろ後継の車両の話が出てきてもおかしくない状況と思われる。飽きるほど見れる、飽きるほど撮れる今を大切にしていきたい。


1220M E233系5000番代 ケヨ554編成

今回の撮影の本命、今回のダイヤ改正で誕生した京葉線に4本のみ存在する分割編成の片割れによる外房線ローカル運用である。6両編成の京葉線車両が県庁所在地千葉へと突入してくるのだ。


元々この運用は通称『なるかつ』の愛称で親しまれていた成東行きと勝浦行きの併結運用であり、成東行きとして運用された4両編成は成東到着後に東金線にて数往復運用をこなすことは有名であった。

一方勝浦行きの編成については勝浦到着後停泊し、翌朝の東京行きにてホームベースである京葉線へと戻っていく運用であった。


しかしながら今回のダイヤ改正で種別、運転区間の見直しが行われた結果、勝浦行きは上総一ノ宮までの運転となった。またそれに加えて上総一ノ宮到着後に折り返し千葉行きとなり6両単独で外房線のローカル運用をこなすことになった。


その結果、以前より行われていた京葉線車両の千葉駅乗り入れ運用が増加し、時間帯によってはこのような並びが狙えるということになったわけだ。10両編成での乗り入れは以前より行われていたが、定期運用にて分割編成の片方のみが単独で千葉駅へと乗り入れる運用は史上初の事と思われる。


話を蘇我駅に戻す。


209系500番代 ケヨ34編成

みんな大好きケヨ34編成のお出ましである。と言っても機器更新されてからはそこまで注目されなくなった印象はある。大規模な転配が行われた結果、現在この編成が209-500の中で唯一10両編成を保つ編成である。京葉線の殆どの車両がE233系に置き換えられた中唯一の存在である同編成には1日も長い活躍を願いたい。


E257系500番代 マリNB-02編成

257-500の定期回送、今回のダイヤ改正で房総特急は全車指定席化を行い、車両運用の再編も行われたが、急激な変化に現場はどのような想いがあるのだろうか。


ラッシュ時間帯はそこそこの乗車率があるにも関わらず減車の嵐、果たしてこの変革が正しいのかどうかは今後の動きに注目であろうか。



最後はもう一本209系の普通列車を撮影し、撮影を締めくくった。


今回のダイヤ改正は波乱のスタートとなったが、まだ変革の序章に過ぎないのかもしれない。今目の前にある日常も、数年後の未来から見たらかけがけのない貴重な記憶になっているのかもしれない。その時に悔やむことがないよう今を大切に記録を続けていきたい。