こんにちは!いつきです!
『弦交換』
1人でできますか...?
グサッと来た人もいると思います。
「まだ弦切れてないし、やったことない」
「難しそうだし、自分でするのが怖い」
「どうやればいいのか分からない...」
「自分でやったけど上手くできなかった」
このように思ったあなたには、
絶対にこの続きを
読んでほしいです。
なぜなら、
「弦交換できないから/面倒だから
ギターを弾かなくなってしまった」
という人が
一定数はいるからです!!
「弦は交換するものだ」 ということを知らず、
ギターを買い替えなければいけないと思って
やめる人もいます。(マジです)
今のままでは
やめた理由をいつか聞かれたとき、
「弦交換できなかったから」
と言うことになるかもしれません。
いくらなんでも
さすがにこれはカッコ悪すぎませんか?
そうはなりたくないですよね?
でもこの続きを読んで実践すれば、
・自分で弦交換ができるようになる。
・出費がおさえられる。
(楽器屋さんで弦交換してもらうと、
弦の料金とは別に1000円はかかります)
・見栄えが良くなる。
・友達に弦交換の方法を教えたとき
ランチをおごってくれる。
(実体験です 笑)
こんな”イイこと”があります!
では、
弦交換の方法について
ゼロから解説していきます。
ポイントは、
『弦を弦で ”はさむ” 』 です!!
今はまだ
『弦を弦で ”はさむ” 』
の意味が分からないと思いますが、
最後まで読めば
必ずこの意味が分かります!!
【用意するもの】
ペグに取り付けて使います。
初心者セットなどのギターを買うと、
一緒についてくることが多いです。
② ニッパー
弦を切るときに使います。
ハサミだと弦が切れなかったり、
刃が欠けたりしてしまいます。
③ 新しい弦
1袋に全弦が入っていて、
プレーン弦(3~1弦)は
もう1本ずつ入っているものもあります。
色んなメーカーが作っていて、
太さ(ゲージ)、手触り、音 など
いろいろ違いがあります。
弦交換するごとに
色んな弦を試してみるといいです!
④ チューナー
弦交換が終わったあと、
チューニングを合わせる時に使います。
【弦交換の手順】
① 弦は緩めてから切る
ピンと張っている全ての弦が
だるんだるんになるまで緩めます。
(ストリングワインダーを使うと速いです)
緩めたらニッパーで弦を切ります。
弦を緩めずに切ってしまうと、
ネックに大きな負担がかかるようなので
この手順は守ったほうがよさそうです!
また、
下の写真の
『テールピース』という部品に
弦を通すタイプのギターは、
”弦を張ることによって
テールピースの位置が固定される”
ので、
全ての弦をはずしてしまうと、
テールピースが取れてしまいます。
1弦だけピンと張ったまま残しておき、
”新しい弦を1本張った後” に
残していた弦を切ってはずしましょう!
② 弦を曲げる
古い弦を切って全部外したら、
一番太い弦から張っていきましょう。
ボディの裏やテールピースから
弦を通して、
弦を指でピンと張って伸ばし、
”その弦を通す穴の1つ隣の穴あたり”で
下の写真のように 90度 曲げます。
(曲げる時に穴に通す必要はないです)
この位置で曲げることで、
弦を巻くための必要最低限の巻き数
で弦を張ることができます!!
上の写真は7弦ギターなので、
”7弦を通す穴の1つ奥の穴”
つまり、6弦を通す穴のあたり で
曲げています。
また、レスポールタイプは3,4弦の奥、
ストラトタイプは1弦の奥がないので、
下の写真のように目分量で曲げてください!
絵心なくてすみません
③ 弦を穴に通す
弦を曲げたら、弦を穴に通しましょう。
②で紹介したこの写真で言うと、
7弦は、
6弦を入れる穴の近くで曲げて
7弦を通す穴に弦を入れます。
他の弦も同じように、
6弦の場合は、
5弦を入れる穴の近くで曲げて
6弦を通す穴に弦を入れます。
間違った穴に弦を通して
次の④をすると、
ほぼ後戻りできないので
気を付けてください!
④ 弦を巻く ~その1~
弦が巻かれていく方向は
ギターによって異なるので、
下の写真の例を参考にしてください!
最初の1巻き目は、下の写真のように、
弦を曲げた先(青線)を
曲げる手前(赤線)にくぐらせて
動いてくれないので、
手で弦の先(青線)を持って
赤線の下をくぐらせた後、
逆の手で弦を通した穴の入り口をふさぐ
とやりやすいと思います。
⑤ 弦を巻く ~その2~
2巻き目以降は
”弦の入り口の下側”で弦を巻きます。
下の写真のように、
1巻き終わった時点で、
弦を曲げた先(青線)が
曲げた手前(赤線)をくぐっていて、
曲げた手前(赤線)が
弦を通す穴の入り口(黄緑点)の下にある
というのが理想です。
ここでもやっぱり
弦が思うような位置に来ないこともあるので
手を使って調整しましょう。
線や点をとると
下の写真のようになっています。
このまま弦が下向きに巻かれるように
ペグを回していきます。
ある程度弦がピンと張ってきたら、
弦を曲げた先(青線)は
ペンチで切りましょう。
次の弦を張る時に邪魔ですし、
なにより尖っていて危ないです。
ここまでできたら、
次の弦を②~⑤の手順で張りましょう!
特に1,2弦は細くて扱いにくいので
少し苦労しますが頑張りましょう!
【チューニング】
全ての弦を②~⑤の手順で張り終えたら
チューニングをします。
まず、下の写真のように手で引っ張り、
全ての弦を少し伸ばしてあげましょう。
1フレット、12フレット、
ピックで弾くあたりを持って、
上の写真のように伸ばせば十分です。
こうすることで最初のチューニングで
弦が切れることがなくなるし、
チューニングがはやく合います。
手で引っ張りすぎると
弦が切れてしまうこともあるので
気を付けてくださいね!
チューニングはチューナーを使って
1番太い弦から合わせるのがいいです。
(上の写真は3弦を合わせているところ)
1回では音は合わないので、
下のように何度もやる必要があります。
【最後の仕上げ】
ニッパーの先端を上手く使って、
ケガ防止のために
このように曲げましょう!
以上で弦交換の解説は終わりです!
最後に載せた写真、どうですか?
弦の出口の上下で弦が巻かれていて、
『弦が弦に”はさまれて”』いますよね?
さらに、
ニッパーで切った部分を下に曲げたことで
『弦が弦に”はさまれて”』いますよね?
巻き数も少なくてシンプルで
ケガ防止もできてますし、
ごちゃごちゃしていなくて
見栄えがいいですよね!!
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とにかく、
いつでもこのページを見返して、
弦交換できるようにしましょう!
弦を変えてチューニングするついでに、
”オクターブチューニング” も
してあげましょう!!
オクターブチューニングの記事は
→”こちらをクリック”
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!