10月5日の夕方は暁くんと待ち合わせて某うどん屋さんに晩御飯を食べに行った。


2人とも釜玉明太を注文したけど、相変わらず奴とは食べ物や飲み物の感性がよく合う(笑)。


そしてその一緒に行ったお店をオープンしたのが、俺が駆け出しのクソガキ(ジーミソを過ぎた今でもクソガキですが・・・)の頃から憧れてるロックギタリストの龍明さん。


あの人に会うのは去年の7月にライブ(もちろんRODEO FIXER)を見に行って以来。


龍明さんもまさか俺と暁くんが一緒に来るなんて思わんかったやろなぁ(笑)。


ロデオも新ドラマーを迎えて復活するみたいなのでそちらも楽しみ。


かくいう俺と暁くんは・・・これは近日中に発表するのでお楽しみに。


って俺らのツイッターのやり取りを見た人なら知ってるか(笑)。




サポート参加するバンドの練習がある暁くんとはお店を出た後に別れ、俺はYAH MAN 33にNO MISS GUITARSのライブを見に行った。


SHIBAさんは1月にSHIBA&今井先生のライブを高松のGRAND FARTHERへ見に行って以来やったけど、TAKEさんは去年の11月にYAH MANでSWISS GUITARSのライブで見て以来やったからかなり遅い新年の挨拶をした(笑)。




ここ2年で自分も何度も彼らのライブに足を運んだ事もあってほとんどの曲がお馴染みになったけど、意外な選曲やお馴染みの曲も持ってくる位置が意表をついてたりしていた。


本編終盤やアンコールでの盛り上げの鉄板にもなってる「コンドル」を1stステージのラストに持ってきたのはサプライズやった。


そして何よりも今回は既存の曲のアレンジが所々変わっていたのも注目やった。


TAKEさんのリードはもちろん、SHIBAさんのリズムギターもアバンギャルドなアプローチで驚かせてくれた。


「社交ダンス」の間奏で明○チョコレートのCMソングをSHIBAさんが歌うか、そのメロディをTAKEさんが弾くかするのはお約束やけど、今日はSHIBAさんが明○チョコレートを普通に歌ってたのに最後に“チョコレートは森○”と替えて歌い、場内は大爆笑。






そしてこの日はやたらにTAKEさんのギターの弦が切れまくりマクリスティ。


しかも最初に弦が切れたのが「人魚」やったから、何でよりによってこの曲でって感じやった。


ライブを通して全部で4回切れ、SHIBAさんに「(弦が)切れる40代です」といじられ、「コラッ!」と一喝してた(笑)。


そのTAKEさんがカバーで1曲リードボーカルを取るのは2ndステージの目玉の一つになっているけど、今回は山下達郎さんの「Paper Doll」。


TAKEさんのエフェクティブなサウンドのカッティングと、SHIBAさんのハーモニカのソロとカウンターメロディが、都会的な清涼感と爽快感と哀愁感が彼らのオリジナル楽曲では味わえないシティポップやニューミュージックのテイストを演出していた。




本編終盤からがライブとしても俺自身としても燃えまくりマクリスティ。


彼らのライブのアンコールはファンからのその場リクエストに応える事が多く(過去にも俺のリクエストで「コンドル」、「Midnight Tripper」、「タイムマシン」、「ロックンロール教」をやってくれた)、今回俺がリクエストしようと思ってた曲の一つに「よくある話」があったけど、それを本編でやってくれた。


それまで座って見てたけど、この時ばかりは立ってロックンロールのスネアが入るタイミングの手拍子をしたり、拳を上げたり、一緒に合わせて歌ったり叫んだりしてた。


そうせずにはいられなかった。


この曲の2番のAメロの“爆弾に点火する バン!”という所もしっかり合わせて拳を上げてバン!と叫ばせて頂きました。


本編ラストはNO MISS GUITARSはもちろん、SHIBAさんのソロやそれとコラボするプレイヤー達とも一緒に演奏されてる新曲「元気力発電所」。


事前に横浜のココペリ亭でのSHIBAさんのライブで歌われてる動画をYou Tubeで見てたので、大体の感じは知っていいたから、サビの“元発”という所と“僕らの元気力発電所”という所は特に叫びと拳を炸裂させて頂きました。


SHIBAさんにも「よう声が出とう。」(博多弁)と言われました(笑)。




ファンからのその場リクエストに応えたアンコールは、俺のリクエスト(「DAN DAN DAN」、「束縛」、「罠」、「空家」、「モラル」など)はNO MISS GUITARS用の選曲では無いという事ですべて却下され(笑)、他のファンの方のリクエストで「Heavy」を1曲目に演奏。


続いて今年できた新曲だという「朝が来れば」は、SHIBAさんが自分の弾くフレーズとユニゾンで歌われるメロディにめちゃめちゃブラックな詞を乗せて歌い、TAKEさんも演奏中にわざとペグを回してチューニングをずらしていた(ブラックの域を超えてほとんどダーク)。


さすがにこんなにきつい曲で締める訳にはいかず、また別のファンの方からのリクエストで「ワッハハッハ」を演奏。


ここでまたTAKEさんの弦が切れた。


でもそこで即座にSHIBAさんが歌もギターもマイクから離れて歌い、TAKEさんもお店に備え付けのギターに持ち替え、2人ともステージからフロアに下りてアンプラグで歌いあげた。


前から彼らのライブをアンプラグドで聞いてみたいと思ってたし(他の会場でアンプラグドで演奏してるのはYou Tubeでは見た事はあった)、俺自身も自分のピンのライブはアンプラグドでやりたいという願望が強いから、個人的にもハプニングを味方につけた逆転勝利のようなライブパフォーマンスとなり、この日のハイライトのようにもなった。




これでオーラスになるかと思ったら、YAH MANのマスターの昴蒔さんが「カバーやけど、俺のわがままでやって欲しい曲があるんですけど良いですか?」と言い、ちあきなおみさんの「黄昏のビギン」でしっとりと締めくくった。




ライブ後にはインタビューもさせて頂き、新潟でレコーディングしたNO MISS GUITARSとしての5年ぶりのニューアルバム(その間はザ・アシカラズとしてのアルバムやSHIBA&山北紀彦としてのライブアルバムはリリースされてた)の話も聞けた。


次号のDRIVE INの発行時期は不明ですがお楽しみに。


そういえば彼らは過去にも2回取材させて頂き、創刊号である#00に本紙初の県外アーティストとして登場。


本人達からも「ここまで細かく書く人はいない」と言われた(笑)。




このライブのセットリストは




1st STAGE


1.だからよ


2.私はツバメ


3.理由


4.ビーフジャーキー


5.人魚


6.アシカラズ


7.社交ダンス


8.コンドル




2nd STAGE


9.かくれんぼう


10.鳥瞰図


11.Paper Doll(山下達郎カバー)


12.果実


13.どんとおいで


14.よくある話


15.元気力発電所




ENCORE1


1.Heavy


2.朝が来れば


3.ワッハハッハ




ENCORE2


1.黄昏のビギン(ちあきなおみカバー)






そしてインタビューと打ち上げの後(彼らは高知への移動のためMidnight Tripperとなったためいつもより早めに切り上げた。去年の2月は5時過ぎまで飲んでた)、俺は彼らのライブで上がりまくりまクリスティなテンションを抱いたまま、OWLのフリーライブに参加。


もちろん全曲NO MISS GUITARSのカバーで、「私はツバメ」、「理由」、「コンドル」の3曲をお見舞いしました。


マスターにもライブ帰りのテンションが反映されてたよ的な事を言われました。


そんな俺はCOOL IS GUITARSと書いてクルイスギターズ(笑)。




↓NO MISS GUITARSのバージョンではなく、SHIBAさんとMojo Houseのバイオリンの鈴木 裕さんとのコラボバージョンですが・・・




元気力発電所


http://www.youtube.com/watch?v=iJMgVwcF-q4&feature=relmfu




DEAR MY SOUL


http://www.youtube.com/watch?v=DJ7fjfKcweo&feature=relmfu




駆け引き


http://www.youtube.com/watch?v=QkurJQa3Sdc&feature=relmfu




社交ダンス


http://www.youtube.com/watch?v=JRdTpbsq_p8&feature=relmfu




鳥瞰図


http://www.youtube.com/watch?v=AyZR9NqHTXE&feature=relmfu