日付が変わって5日になってしまったけど、4日はサッカー元日本代表の松田直樹選手の一周忌。
去年、練習中に倒れたニュースを聞いた時、時間が空いてる時を見ては携帯のニュースでチェックして無事回復する事を祈ってたのに悲しい結果だった。
実は俺が松田に興味を持ち始めたのは、マリノスを退団する前後の頃だからかなり遅い方だった。
マリノス入団の時から知ってはいたけど、当時はどちらかと言えば同じマリノスの若手選手でも川口、山田、神野、三浦文丈、安永、上野(懐かしい面々)の印象が自分にとっては大きかった。
その頃、アトランタオリンピックのナイジェリア戦のハーフタイムで、ヒデが路木に言った事(「もっと押し上げないとサッカーにならない」)が西野監督に怒りに触れ守備の選手からも反感を買ったけど、守備の選手でも口には出せなかったものの松田だけがヒデと同じ考えだったというエピソードを何かで知った事で、急に松田が気になり始めた。
その後、その事が書かれてる「28年目のオリンピック」(著:金子達仁)をブックオフで見つけて買った。
それも遅すぎですな(笑)。
今でも日韓ワールドカップの時、つまり松田がフラット3の一角を担っていた時の日本代表が個人的に一番好き。
当時の監督だったトルシエの戦術や選手起用法は今でも賛否両論あるけど、トルシエの言っていた「8人の明神と3人のクレイジーがいれば勝てる」のクレイジーな選手の1人がおそらく松田だったと思う。
1月の追悼試合でトルシエがかつての基本戦術だったフラット3を封印したのは松田がいなかったからだった。
こんな事を言うのもおこがましいけど、松田に自分を重ねたり共感したりするところもある。
きっとそれは、俺やない人もそういうところがあるかもしれないし、だからこそ彼は多くの人達に愛されたのだと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=4byx6c_vuzI&feature=related
「ヒデ、お前が行くのがベストやで」
http://www.youtube.com/watch?v=P2OM8TRthhk&feature=related
マリノスでの最後の試合のサポーターへのあいさつ