昨日はJanne Da Arcのベースのka-yuさんのソロプロジェクトDAMIJAWのライブを見に行った。


ボーカルのyasuさんのソロプロジェクトAcid Black Cherryもそうやけど、ka-yuさんのDAMIJAWもソロというよりもバンドのりでメンバーも豪華。



Vo&B:ka-yu(Janne Da Arc)

G:原田喧太(吉川晃司サポート)

G:KAZUMA(SIAM SHADE)

Ds:shuji(Janne Da Arc)



ジャンヌはもちろん、SIAM SHADEや吉川晃司さんにもハマってた俺が唸らずにいられない4ピースバンド編成。

ボーカルはyasuさんでも栄喜さんでも吉川さんでもない。

ギターはyouさんでもDAITAさんでもない。

ベースはNATCHINさんではない。

ドラムは淳士さんではない。


喧太さんはメインギタリストとしてクールでスマートな雰囲気でテクニカルソロでギターヒーローとしての華と存在感を放ち、見せる面でも聞かせる面でもバンドの2枚目役として男女問わず惹きつけていた。

その喧太さんとツインギターの両翼を担うKAZUMAさんはサイドギタリストとして鉄壁のバッキングはもちろん、SIAM SHADEでは見られないテクニカルなソロといったギターワークに限らず、ボーカルを取る場面もあり、ステージングでも誰よりも目を引き、天性のライブパフォーマーぶりを発揮。

ジャンヌでもka-yuさんとリズム隊を組むshujiさんのドラミングはゴリゴリした曲ではしなやなに聞こえ、ポップな曲ではパワフルに聞こえ、アンサンブルの中や各楽曲ごとでのコントラストを感じさせてたけど、ドラマーとしての守備範囲の広さとka-yuさんとのリズム隊としての積み重ねによる所も大きかった。


また一つ唯一無二のロックバンドのGIGを体感した。


実は昨日行ったライブはDAMIJAWに関する先入観はそれくらいしかなく、曲は1曲足りと聞いた事が無かった。

普通なら音源や最近ではYou Tubeなどの動画サイトでも曲を聞いて予習するけど、敢えてそれをせずにライブを見に行った。

音楽的には何の先入観も持たずにライブで彼らの音楽を初めて体感したいと思っていた。

それ故にその衝撃がより大きく感じられたと思う。

未発表の新曲も3曲やったけど、他の曲も聞いた事がなかったから全曲新曲のような感じで聞いていた。


ゴリゴリのへヴィロックからキャッチーでメロディアスなポップチューンまで幅広く、ジャンヌとは違うka-yuさんもジャンヌと時からのka-yuさんらしさもライブというダイレクトな空間で発揮していた。

ゴリゴリ系はジャンヌではあまり無い感じではあるけどka-yuさんのバッドボーイロッカー的な雰囲気には合ってると思ったし、一方でボップな曲ではもしかするとyasuさんよりもka-yuさんの方が歌謡曲チックなポップセンスやメロディセンスを持ってるのではとも思った。

ソロプロジェクトだからこそ、ka-yuさんのクリエイターとしての感性が中心核になっていた。


ライブ終了後の出待ちでメンバーとも握手出来たけど、“DAMIJAWのキャプテン”KAZUMAさんとは少しだけお話もできた。

何だか不思議だった。

高校を卒業した時の春休みにまだブレイクしてなかった頃のSIAM SHADEのライブがサロンキティであったけど(「1/3の純情な感情」のヒットはその約1年後)、何分高校生やったからお金の都合でチケットが買えず断念。

それ以降にSIAM SHADEのライブでKAZUMAさんを市民会館や武道館で見た事はあったけど、あの時見に行けなかったサロンキティで別のバンドでステージに立ってるのを見れて、しかも握手をお話もできたのがすごく不思議やった。

そういえばSIAM SHADE以外のライブで、SIAM SHADEのメンバーのライブを見たのは氷室さんのサポートで見たDAITAさんに続いてKAZUMAさんが2人目。


DAMIJAWの音源はまだもってないけど、まずは1stアルバムの「I am」から聞きたい。

ライブやバンドの感じも良かったけど、もちろん楽曲も良かった。


TACASHIの青い夜空の海の追憶