1年前の今日、松山出身のバンドFACEのラストライブがサロンキティであった。
みんな同じ事を言うと思うけど、あれから本当にあっという間の1年やった。

4年前から7月と言えばサロンキティでFACEのワンマンが恒例になってた感も俺の中ではあった(2008年は無かったけど)。
FACEの最後の7月が去年のラストライブとなった。

解散する前より解散してからの方が彼らのCDをよく聞くようになった。
もちろん解散前も聞いていたけど、どこのバンドでもそうではあるけど、ライブの方が彼らの魅力を存分に味わえるし、CDになった曲もその後に新メンバーが加わってよりパワーアップするし、ライブが無い時もYOU TUBEで見られるから(CD化されてない曲もアップされている)、自分の部屋でFACEのCDを聞くという習慣があまり無かった。

解散してからはもうライブが見られないから、今まで以上に聞くようになった。
特に彼らのインディーズデビューアルバムとなった「モノクロームの瞬間」を聞きこんだ。
ノスタルジックでありつつも、ポジティブな意志も根付いている・・・。
せつない気持ちだけど、前を向いて歩く・・・。
このアルバムにはそんな世界観が映し出されている。

去年の秋に“ノスタルジーの旋律”というライブで司会をしたけど、そのライブタイトルを考えたのは俺で(当初はSARIAさんはこのタイトルに乗り気ではなかった)、それはFACEの音楽の世界観にインスパイアされての物でもあった。
そして客入れのBGMにも「モノクロームの瞬間」をかけていた。

FACEのブログは今でも残っていて、つい先日、博さんが更新していた。
どうやら熊坂さんを中心とした新しいバンドが本格的に始動するらしい。
去年の12月にあったKUMA ALL STARSとしてのライブがその伏線だったのか?
それとも、全く違ったものになるのか?
あれから、熊坂さんのブログだけでなく、FACEのブログもチェックしてます。

彼らの奏でていた“ノスタルジーの旋律”は今でも色褪せません。