FM愛媛の近くの交差点で信号待ちしてる時に撮りました。
夕方やけんアンテナの輪っかの七色は分かりにくいけど、東の空の雲が西の空の夕日に染められてます。
FM愛媛・・・
俺も昔よく夕方の公開番組に遊びに行ってたなぁ…。
リクエストをかけてもらった事もあった。
好きなアーティストがゲストに来た時はライブとは違った熱狂があった。
いつかクリスとしてもFM愛媛の番組にゲストで呼んでもらったり、自分達の曲をリスナーからのリクエストや番組のパワープレイチューンとしてかかったりするようにならなければ。
俺がクリス用に作った曲で、メンバーには2年前に1度俺がギターを弾きながら歌って聞かせたけど(もう忘れられてる可能性大)、まだアレンジには手をつけてない曲があって、その曲はラジオ番組にリクエストしたくなったり、また部屋でラジオを聞いてる時(特に学生が試験勉強をしてる時)にリクエストやパワープレイとして流れてきたりするようなシチュエーションも想像しながら作った曲です。
この曲は作った当初は4番まであり、なんと7分もあった。
尾崎 豊さんの「卒業」よりも長い・・・。
B'zの「BAD COMMUNICATION」ばりか・・・。
少しでもすっきりさせようと思って詞を削る作業をしてますが、
それでも削るのが惜しいくらい、この曲の詞が気に入ってます。
今日は削る前の詞を載せます(最初に出来た時よりは詞も幾分手直しはしてますが)。
楽曲として採用になるかボツになるかは分からんけど、もし採用されたら削る前と削った後の歌詞のビフォーアフターを楽しんじゃってください(笑)。
80年代の日本のロックをバンドコンセプトのルーツとしているクリスらしい曲だと思うし、それを踏まえて作った曲でもあります。
INNOCENT EYES
幼き日に生まれ育った 80’s
無邪気な瞳に映した光景は 面影を残したり 形を変えたり
今も変わらない 学生街の街路樹と 線路沿いの小さな公園
限りなくモノクロームに近い情景に 若かった両親の面影を重ねてしまう
色褪せた感情と記憶の色が 少しずつ鮮やかに蘇る
あの頃は 誰もが同じような 瞳(め)をしてたのに
歪んだ現実の数だけ それぞれの色に変わっていった・・・
生意気になり始めた 90’s
理解(わか)り合えない大人達に 反発と不信感を抱き睨んでいた
無意味なルールに縛られ 教科書を開いても
恋の叶え方も 明日の生き方も 教えてくれない
曲がりなりにも 自分を探し見つける事が 一番の課外授業だった
1人でもいいから 理解(わか)り合える大人に巡り会いたかった
自立したくても 自立しきれなかったけど
自分は自分でありたいと 強く思っていた
理不尽な大人達を憎んでも 無邪気な子供のような 瞳(ひとみ)の輝きを 失くさずにいた
恋の痛みを知った High Teen
黒板をノートに写す手も止まるくらい ときめいていた あの頃・・・
夕暮れのバーガーショップで 他愛の無い時間と ポテトケースをつぶしたり
スポーツショップや 楽器屋で 夢を物色したり
バッシュに紐を通すように 新しい始まりを感じ
ギターの弦を張り替えたように 心が生まれ変わり
芽生えた想いに 無邪気にはしゃいでいた
澄んだ瞳(ひとみ)に 現実の中の夢物語を ずっと映していられると信じていた
永遠だとか ピリオドだとか 考えないふりをしてたけど
心の奥では 永遠を強く信じていた
時は流れて 21th Century
階段を一段飛ばしに 駆け上がった 歩道橋も
イヤホンでRock'n Roll聴きながら 自転車を漕いだ坂道も
今でもたまに 通りがかるけど あの頃とは 違う気持ち抱いてる
“いつまでここにいるのか? そしてどこを目指すのか?”と 自問自答して
かつて永遠と信じた 夢や愛に想いを馳せ 澄んだ瞳(ひとみ)に 涙を浮かべる
生きた時間だけ 歪んだ現実も映してきたけど
この瞳(ひとみ)は まだ曇りきっていない まだかすかに澄んでいる
まだ無邪気な瞳(ひとみ)に映し まだ無邪気な心で感じている・・・