昨日は元FACEのボーカリスト熊坂方克さん率いる新バンドKUMA ALL STARSの初ライブを見に行きました。
FACEのラストライブからどれだけ待った事やろう・・・。
メンバーには元FACEのサックスの博さんとドラムの良太君に、FACEのラストライブにもサポートメンバーとして参加していたギターの黒岩さんとパーカッションのさよ子さんもいた。
言ってみれば、神野さん以外のあの時のメンバーが揃ったバンドで、ベースは同期で流していた。
熊坂さんのブログで神野さんに私用でベースを弾いてもらったと書かれてた事があってけど、あの同期のベースは神野さん本人が弾いた物なのかな?
対バン形式で30分5曲のステージやったけど、1曲目はFACE時代の名曲「アイノチカラ」。
ラストライブの大ラスもこの曲やったけん、アイノチカラがあの時と今を繋いだかのようでもあった。
2曲目と3曲目はアコギを取り入れたバラード。
3曲目にやった「君に会えたら」はずっと昔に作ったオリジナル曲らしい。
この2曲はFACE時代にもありそうな感じやった。
ラスト2曲を残してのMCで熊坂さんが「ノリのいい曲をやるので」と言ったけど、このラスト2曲がFACEとKUMA ALL STARSの違いを感じた。
FACE時代のライブ後半で熊坂さんが同じ事を言った後にやる曲は「LOVE」とか「タイムマシーン」とか「恋@yokan」のといった明るくポップな曲があったけど(どれも神野さん作曲やなぁ・・・)、昨日のKUMA ALL STARSもポップで明るい曲ではあるけどFACE時代よりもロック感やビート感を打ち出した曲が放たれた。
FACE時代にもロック然とした曲では「Frustration」、「ROUTE 69」、「FINE」といったマイナーメロディアスなロックチューンがあったけど、それらはライブの前半に持ってきていた。
特にラストの曲は80年代のバンドブームの頃のメジャー感のあるビートパンクやポップロックのテイストを大いに感じ、明らかにFACE時代にはなかったテンポ感やビート感が出ていた。
こうして30分で5曲の短いKUMA ALL STARSの初ライブは終わったけど、ステージングがシンプルになってたとも感じた。
その辺りもFACE時代との違いなのかとも思った。
まだ初ライブやったから、その辺も今後どうなるのかは分からない。
バンド名もどうなるか分からないって言ってたなぁ・・・。
ボーカリストの名前を入れたバンド名から、固定バンドっぽい名前になるんかなぁ・・・。
そうなると、どこかのバンド(笑)と同じような境遇やなぁ・・・(そのどこかのバンドは、前バンドを原形にしながらも、別バンドとして結成されたけど)。
まだ未知数なだけに、どうなるか分からないあたりが楽しみでもある。
あの人らの事やけん、そうそう予定調和にしそうにないしなぁ・・・。
以前よりもロックのスパイスを盛り込むなら、黒岩さんのギターにも期待(昨日使ってたギターはFACEのラストライブで使ってたのとは違っていた)。
プロフィールにも書いてるけど俺はギタリストフェチやけん、FACE時代の守友さんに引き続き、今度は黒岩さんにギタリストフェチぶりが発動しています(笑)。
あの人はハードロック好きやけん尚更(笑)。