昨日はDAINA-ISM主催のカラオケ大会の裏方、そして急遽飛び入りでエントリーしました。
普通カラオケ大会はコンテスト形式で一組が1曲ずつ歌っていくけど、今回のカラオケ大会はトーナメント式でした。
企画自体は秋頃から練っていたけど、出場者が当初予定していた組数がなかなか見つからず、その内容やコンセプト、形式はああでもない、こうでもないとスタッフ間でも頭を悩ませ、ああいう形でやる事に決まったのは前日か前々日でした。
この1年間、ISM主催のライブの運営や裏方の手伝いに関わってきたけど、今回ほど焦燥感に満ちてた事は無かった。
俺も知らず知らず弱気になってしまい、キャプテン(言わずと知れたあの人)にメールで喝を入れられたり葉っぱをかけられたりした。
今まで俺がフロントマンとしてのあの人に言ってきた事を、今度は逆に裏方としての俺があの人に言われた。
今までも俺が音楽の事で悩んだりしてる所は見てきてたし、何か気になった事があれば年上の俺にもはっきりと言う方(ベースが入るタイミングがずれたり、詞のボツをくらったりする時など)ではあったけど、それでもああいう風に言われた事は無かったけん、自分では気付かなかったけど、よっぽど弱気になってたんやなと思った。
あの人は優しい人やけど芯が強く、バンドの事もライブ運営の事もなあなあになってしまう事を誰よりも嫌がってるから、毅然として状況打破のきっかけを作ってくれた。
そのお陰で俺も吹っ切れた。
当初俺は裏方のみに専念する予定やったけど飛び入り枠ができたもんやけん速攻飛び入りしました。
そのお陰で裏方としての働きが疎かになってしまったけど、ライブという形ではないけど久々にステージで歌う事が出来た(歌うのは8月の“真夏の楽演”以来かな?)。
1回戦はラルクの「winter fall」を歌い突破、2回戦は同じくラルクの「Vivid Colors」を歌い敗退。
俺としては、1回戦の方が負けるかと思い、2回戦の方が突破できる自身があったけど、結果は逆やった。
なぜそう思えたかと言うと、2回戦の方が思い切りよくステージでやれたから。
他の出場者の方達もそうやったけど、1回戦はみんなどこか緊張してたけど、歌っていくうちに思い切りの良さが段々と出てきていた。
思い切りよくやる事の大切さや充実感、そしてそれでも思い通りにいかなかったいい意味での悔しさを改めて実感できた。
思い切りよくやる事はステージの上だけでなく、運営していく上でも大事という事も気づかされた。
今でも音楽の事で悩んでる事はあるけど、やる時には思い切りやれるようにならないといけないし、そのために悩む所は悩んで、それでも弱気にならないように・・・。
よく考えたら、カラオケ大会ってステージに立つ面においての俺の原点なんよね(笑)。
そのカラオケ大会は月一でやっていて俺も含め常連さんもいたし、そういった人達は会を重ねるごとにステージでの経験値を少しずつでも上げていたし、俺のようにバンドをやりたい、あるいはバンドをやってるという人達もいた。
ISMとしても今回のカラオケ大会もシリーズ化を考えていて、今後も今回の出場者やかつての俺のようにステージに立つ面においての原点や何かのきっかけや足がかりになればと思ってます。
今後僕が出る事は無いでしょうが、その分裏方としてステージに立ちたいという“想い”を抱く人の味方でありたいです。