先週の土曜日、松山出身のポップスバンドFACEの解散ライブを見に行った。
解散ライブまでまだまだ日があると思ったけど、ついにこの日が来てしまった。
俺自身、FACEの一ファンではあるけど、対バンさせて頂いたり、お互いのライブを見た事もあったから、こういうのもおこがましいけど、FACEの後輩ミュージシャンでもあった。
特にボーカルの熊坂さんは、俺にとってはいいお兄さん的存在でもあった(もちろん今も)。
自分のライブでFACEの曲を歌った事もあったけど、実は熊坂さんに事前に許可を貰ってた。
自分達もお客さんも心から楽しむステージングは、毎回見入っていた。
今回の解散ライブもそうやった。
去年の秋から新たなコンセプトとして“熊坂内閣”がスタートしたものの、それと同時期にギターの守友さんの脱退があったし、前回のワンマンから1年以上が経ってたから、不安や心配もあった。
そして、最後の松山ライブがどうなるか良くも悪くも予測不可能やった。
サポートメンバーにギタリストとパーカッショニストを迎えた6人編成で臨んだラストステージは、最後のFACE、新しいFACE、原点回帰のFACEを存分に楽しめたライブやった。
らしさとサプライズが織り成す展開も見事で、言うまでも無く、今まで見た彼らのライブで最高やった。
音源化されてない曲も含め、全18曲を最後までFACEらしく力奏した。
「約束」の“遠回り あと少しだけ”という歌詞がリアルに感じた。
中盤のバラード中心の展開が続いたあと、熊坂さんが「やっぱりFACEのライブは楽しくないとね」と言った通り、後半はFACEのライブの王道を行くポップで楽しめる流れでたたみかけた。
最後やろうとなんやろうと、これこそがFACEのライブと言わんばかりやった。
本当に解散する事を感じさせなかった。
正直、今でも実感が無い。
もしかしたら、今頃どこかでシークレットライブをやってるのではと思ってしまう。
そりゃ、ああいうステージングや演出をされたら、解散の実感も沸かんし、しんみりするどころか逆に思いっきり楽しんでしまうっちゅうねん!
それさえも、彼らの狙いのようにすら思えてしまう。
まだまだ書きたい事は沢山あるけど、本当に言葉できないくらいいっぱい思い入れもある。
FACEを見てからもうすぐ4年になるけど、特に3年前に対バンさせてもらって以降は、ファンとしてでなく後輩ミュージシャンとしても接する事があったから、色々と思いもある。
現メンバーのボーカルの熊坂さん、サックスの博さん、ベースの神野さん、ドラムの良太君はもちろん、元メンバーのギターの守友さんにドラムの純君、今回サポート参加してたギターの黒岩さんにパーカッションのさよこさん、松山で活動してた時にサポート参加していたキーボードの由美さんにコーラスの正一君にドラムのBOBさん・・・。
本当にFACEファミリーとの思い出が色褪せない。
みんな、僕だけに限らずファンの人たちとのコミュニケーションを大事にしてたから・・・。
偶然にも某楽器屋で遭遇した事もあった。
11月にはキティホールで熊坂さんがソロで出るけど、もちろん見に行きます。
いや見に行けないかも・・・。
俺も共演者になってるかもしれないから・・・。
それか、光栄にもサポートメンバーとして一緒にステージに立ってたりして・・・(あり得んやろ!)。
本当に色々と思い入れがあって、今日の日記は締まらんなぁ・・・(^^;)。
駆け出しの頃から尊敬してやまないSIAM SHADEの事を書いた時でさえ、ちゃんと締めれたのに・・・。