東アジア選手権、準決勝で中国に勝ってアジア選手権への出場権は獲得したけど、決勝はライバル韓国に負けた。


両チームとも同じ条件ではあるけど、審判のジャッジが厳しく、ファウルトラブルに泣いた。

柏木の5ファウルも痛かったけど、韓国も2人5ファウル。

準決勝で大活躍の桜井も不発。

終盤のシュート成功率の悪さも痛かった。


そんな中でも収穫は、オフェンスリバウンドを取れてた事とフリースローのチャンスを物に出来ていた事。

一昨年のアジア選手権ではリバウンドが手に付かなかったり、大事な場面でフリースローを外したりで、勝利を逃していた試合があったから、これは収穫やと思う。


そして、折茂さんはスコアリングシューターとしての上手さが光っていた。

シュート力もさることながら、あのフェイクの入れ方や、ファウルの誘い方は絶妙。


穣次は今大会全試合でスタメン起用され、3番プレイヤーとしてのプレイや身のこなしが板についていた。

チームのスコアリングリーダーとなっただけでなく、大会の得点ランキングでも3位にランクインしていた。

JBLと同様、リバウンドでも活躍。


ポイントガードの柏木は決勝では5ファウルで退場したけど、大会を通して日本のポイントガードとして、そのプレイと気持ちでチームを引っ張っていた。

テレビの解説者も言ってたけど、柏木のポイントガードとしての成長ぶりが大きかった。

アグレッシブさと落ち着きとフィジカルの強さを持ち合わせてるのが強み。


韓国は攻守においてボールへの執着心や集中力が、日本よりも上回っていた。

終盤でも、日本がたてつづけに外していたのに対し、アウトサイドシュートもしっかり決めていた。

今大会の韓国は、2mクラスの選手で3ポイントを得意とする選手が2人いた。

現ヘッドコーチのホジェが現役の頃からそうやったけど、韓国はアウトサイドの選手が良い。

一昨年のアジア選手権でも、日本はガード陣にけっこうやられていた。


8月に中国の天津でアジア選手権が行われる。

今度は中近東のチームも出てくる。

かつてのアジアは中国と韓国の2強やったけど、ここ数年来、中近東のチームも台頭してきている。

一昨年のアジア選手権も、その前年のアジア大会も中近東のチームが好成績を収めている。

世界選手権への切符を手にするためにも、何としても突破しなくてはいけない。


そういえば、前の世界選手権から3年が経ったんやなぁ・・・。

早いもんです・・・。