結城といえば・・・ | 「子どもを守る結城市民」のブログ

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茨城県西地域から
ゆるゆるスタンスでできる事を継続していきます。
空気は読んでも流されない。

結城市に移り住んできて10年を超える月日が流れました。
当時から変わらず、町に行くと 「結城つむぎで町おこし」 的な話を耳にします。
たまに街中で結城つむぎをお召しになっている方をお見かけしますが、優雅で上品な雰囲気で、それにもかかわらず庶民的な雰囲気も漂わせ、なんとも言えずいい感じで、確かに結城つむぎはいいな、と思います。
しかし、「これは結城つむぎだろうか。。。」と、たまに思ったりします。
私は結城つむぎとそうでないものは区別が付かないし、どのようなものか説明もできません。おそらく私のように移り住んできた者に限らず、ここで生まれ育った多くの市民がそのような感じではないかと思います。
このように市民不在の状況で「結城つむぎで町おこし」といった声を聞いても、一般市民にとっては押し付けがましい感じがしたり、税金の無駄遣いに感じられたりするようです。

周りを眺めている限りでは、実際に結城市民がつむぎと関わるのは子ども時代に小学校でカイコを育てたりして結城つむぎを意識させつつ製作工程の一部を見学する程度、が一般的のようです。
しかし、重要なのは実際につむぎを着てみてそのよさを実感する事なんじゃないかな、と思います。子どものうちから本物に触れ合う機会を得る事は大切だと思います。
結城つむぎは旧来の生活スタイルと地域のコミュニティーで成り立ったものだと理解していますが、文化的な側面から結城つむぎを捉えることも大切。

いかが思いますか?

つむぎの館
http://www.yukitumugi.co.jp/

紬の里
http://www.tsumugi.co.jp/top.php?ID=53&cID=4