水は雨となって地表に降り注ぎ、地下に染み込み、川となって海に注ぐ。
岸近くで砕けた白波が砂を巻き上げ、石の表面を僅かずつ削っていく。
長い時間の中では地殻変動によって石が砕かれ、大きく動くこともある。
水の力によって創られた石の景観は、力強く、しかし静かに自然の理を語りかける。
自然の営みの中で木は枯れ、髄の部分を残して朽ちていく。
水に運ばれ流木となった木の髄は、流れ着いた先で自然の風景の一部となる。
清流の中に無数に存在する川石。
一口に川石といっても、姿は千差万別で一つとして同じ姿のものは無い。
一見ランダムに散在しているように見えるが、川の流れによって力学的に最も安定する場所に存在している。
自然の景観には全てにストーリーがある。
自然の景観は人を感動させる。
学ぶべきレイアウトの師は、自然の中にあるのかもしれない。
ホリベ