初めて見たジャンルでかつ生演奏あったので、音楽ジャンルにしております
Reading High@ReadingHigh#音楽朗読劇タナトス 初日公演のアーカイブ視聴は本日23:59まで、チケット販売は21:00までです。鈴木達央さん(@ta2hisa_suzuki )のデイヴィッドはちょっとコワモテな警部という印象でしたが舞台の立ち姿は英国紳士そ… https://t.co/Y3N6ul3O6x
2020年08月03日 14:07
な感じのようなんで、アーカイブを再び視聴しながらキーボード叩いてます
朗読劇って知ってはいましたが、今まで見た事なかったので…今回、達央さんがWキャストで出演というきっかけがあったので配信チケットを購入して土日を通じて見た皆麻でございます
総合的な感想としては…役者による演技はもちろん、生演奏が劇伴代わりとなって素晴らしかった
かな
そだ、この先はネタバレ少し含むのでご注意を
鈴木達央@ta2hisa_suzukiうちの早見沙織があげろって言うから… @hayami_official #音楽朗読劇タナトス https://t.co/Y3iIiO3nJp
2020年08月01日 23:30
●物語について
1899年のイギリスが舞台の話。
梅原さん演じる天才心理学者エドムント・アインハルトと、達央さんが演じるスコットランドヤードのデイヴィッド・スウェイン警部が挑むサイコサスペンス。
因みに、達央さんは初日。2日目のスウェイン警部は福山潤さんが演じております
早見沙織演じるルナ・ワルポールがヒロインであり、事件の鍵を握る人物。
豪華な船上で起きた乗員の行方不明事件。
物語はその事件が起きた事後の話で、エドムントとデイヴィッドが記憶喪失になったルナの(精神的)治療をしながら事件を推理していくかんじで…
最初は、誰が乗客を殺したのかという推理から始まってましたが、まさか「罪」を犯していたのがルナ当人だったというのは驚愕
「間引き殺人」のために「偽装殺人」を彼女本人が行っていたとは…人間の心の闇を垣間見た気がしました
事件が原因で生まれた人格「マルス」(一人称が俺なので、男だと思われる)。二重人格になってしまうほど、ルナの恐怖は凄まじかったのでしょう
そして、マルスの正体が………かつてのデイヴィッドの分身的な存在だったとわ…哀しいですな
因みに、ルナとデイヴィッドは事件が起こる10数年前は恋人同士だったそうです。
●3人の演技について
エドムントを演じた梅原さん。演技の方もなかなかですが、生配信だったがゆえのあるあるだと思いますが、途中で台詞を少し間違えていた部分もあり…ちょっとだけ、ほっこりしたな(物語はほとんどがシリアス場面だったので)
早見沙織は、一人二役というのを難なくこなしていたのが、凄かった
思えば、達央さんの事務所の後輩だったかな、彼女・・・
達央さんは無論、素晴らしかった
声優はアニメで声を耳にする事を多いけど、アフレコ画面…今回はそれが舞台というかんじでしたが、生でお芝居している場面はなかなかないから喜怒哀楽全てを視覚と聴覚で聴く限り、最高でした
後半戦は、こちらも泣きたくなるくらいきつい感じがしましたね…
原作がない分、見たままそのまま評価できるのが最強かなーと
●音楽と衣装等について
音楽を配信で聴くというのも新鮮でしたが、ピアノとチェロの演奏があって、耳が更に幸せでした
初日はカーテンコールがないのが普通のようですが、今回は配信でお客さんと会えないという事もあって、特別に初日も演奏してくれました
カーテンコールでは「ルナのテーマ」を演奏。
本番中に流れていた曲では、冒頭のテーマ曲みたいな奴と、パブで男二人が話していた時のジャズ風な曲が私はお気に入りだす
ピアノの榊原大さんに、チェロの村中俊之さん。本番中、役者が話していない所はもちろんの事…役者が話している間もほとんどの場面で演奏が続いていたので、本当に長丁場お疲れ様でしたと労いの言葉をかけたくなりますよね
そこはやはり、プレイヤーの性かな
衣装では、警部である達央さんは如何にも「英国紳士」っぽいスタンダードな恰好。メッチャ似合っていたな
早見沙織が当時のイギリスで流行っていたバッスルスタイルに近い恰好で、素敵だなーと。
梅原さんは、割と黒いロングコートが目立った格好かな…心理学者だからというのもあるのだろうか
漫画「黒執事」で、セバスチャンが外出時に来ていた物と似ている気がします
●諸々
タイトルにある「タナトス」について、アーカイブ見る前に調べましたが…ギリシャ神話に出てくる「死」を神格化した存在
物語のクライマックスでタイトルの意味が、何となくわかったなぁ…と思います。
そう思うと、ルナの名前は十中八九で月の神・ルーナから来ているでしょうし、何だか奥が深いなぁ。。。
あと、デイヴィッドが星座や神話が好きな人物だったようで…前者はともかく、後者や歴史が好きな皆麻としてはすごく関心が持てたな
物語はロンドンを騒がせた殺人鬼・切り裂きジャックの事件から10数年後の物語なのも、何だか興奮を誘います
また機会があったら、朗読劇見てみたいかも
最後に余談ですが、アーカイブ始まる前に過去に行われた朗読劇のBlu-ray予告が流れていて、そこで中村悠一さんや蒼井翔太君らを発見。「朗読劇ってこんなにすごいんやな」と思った次第だす