ぼくとのぼる屋

のぼる屋は鹿児島のいづろ通りの裏にあったらーめん屋さん。

生まれた時からあった。

なんでも大黒町時代の私のおじいさんちはのぼる屋さんの裏にあってのぼる屋さんと椨（たぶ）家の歴史は長い。私の父も生まれた時から食し私も生まれた時からそこにあった。ギリギリ兄の息子も食べることのできた親子4代で通ってたらーめん屋さんである。

まさにソウルフード。親父が子供の時は

20円くらいで俺が小学校の時は600円くらい大学生の頃になると1100円のらーめんとなった。

そんで店員さん沢山いたのだけども作り方を知ってるのはおばあちゃん1人。後期のぼる屋さんは志村けんさん演じるおばあちゃんのごとくかたかたと震えながらスープをビチビチにこぼしながら出てきた。

常連さんになって顔馴染みになると生卵を入れてくれる。

はっきり言って生卵は合わないのだけどもそれは常連さんのステータスなのである。

後期ののぼる屋さんに1度だけバンドのメンバーを連れていくことができた。

全員の麺をさっと入れる。しかし高齢だから最初に入れた麺と最後の人の麺は取り上げる時間差が5分ぐらいある。

どんぶりの下に敷く旨味の量も見た感じばらばらだ。

だから1人1人味が違うのである。

でもどれもうまい。薄い人とかもいるけどね。うまいんだ。

東京から来たといえばみかんとぼんたん飴と桜島の写真を貰えたり。

そんなのぼる屋さんが復活したと聞いて何度か訪問した。レシピ門外不出なはずなのに、常連さんに味を思い出してもらいながら作ったらしい。

1度目に訪れた時は全く話にならなかったが前回訪れた時はよかった。

しかし本当の味は小さい頃の思い出と共に心に刻まれてる

それでいいのだ。

今ののぼる屋は今からの子供たちの思い出に刻まれていければいいな。私も通いますし。

でもあの大根の漬物も再現して欲しいなぁー。

コンビニでのぼる屋が出た。

先代のおばあちゃんなら絶対にやらない事だなぁ

豆もやしを買って来て雰囲気を出してみた。

のぼる屋のらーめんとは全く違うけども美味しかったよ。でも全国の人にこれがのぼる屋の実力だ！とは思われたくないなぁーと思ったり。

そんな私はフジロック

28日と29日

ROUTE 17R&R オーケストラとK.J.Mで出演致します。

どうぞこぞってお越しくださいませ。

あと

★ハロー張りネズミオリジナル・サウンドトラック発売決定！！★

TBS系金曜ドラマ『ハロー張りネズミ』のオリジナル・サウンドトラックが8/23に「ユメマカセ」と同日発売されます！

８月はブルーノートツアーあるからね、東京はほぼソールドアウトかな？名古屋大阪市はどうかな？

まるで

ベテランのタップダンサーのドキュメントを観てたはずがいつの間にかグルコサミンの宣伝になってた

そんな事てありますよね？