人生の最終戦に入った自分では理解しにくいのが生活費用のことだ。女房とはあまり生活費のことは
話したことが後半戦ではなくて小遣いも決まってなかった。デパート巡りは私の仕事の一部だからよくプレゼントは買った方だと思う。実に楽しかった。もらうのはあまり好きでなかったのであまりもらわなかったしもらっても嬉しくはなかった。変人だと思うが自分が身につけるものは自分の価値観で固めたかった。そのため今ではわかるが実にセンスが悪く代わり映えのしないファッションだったのだと思う。機能中心なので周りからみるとうさんくさいやつだと思う。「男は中身」などとうそぶいていたがやっぱり見栄えも必要だと思う。こんな生活でも女房は私からプレゼントをもらうと喜んでいたし全財産を任せていて好きに使っていいよといっていたことは喜んでくれていたようだ。
女性の権利だとか夫婦での財産の分割だなどと言う人もいるようだが私たちには無関係だった。
私は女房を信じていたし仮に全財産を失っても女房がいればいいやと思っていたのでなんの気にもならなかった。女房は多分どんなときでも私が護りきるという安心感はあったと思う。
昨日の社員の結婚式で思い出したことに女房には言わなかったけど心のなかで「この女を絶対に幸せにする」誓ったことを思い出した。これからと言うときに女房を失ったのは本当につらい。誓った言葉も実現できていないことはもっとつらい。