私の母は旅館を経営していたのでメインの稼ぎ手は母親でした。父は旅館のメンテはやってましたが営業ができず役所も苦手なので母がビジネスのメインでした。だから子供のときから女性は働いて稼ぐものとして育ちました。私の妹たちも専業主婦になる前はみなお金は自分で稼いでいました。また、私の妻も私が始めた保険代理店を大きく成長させてくれました。専務取締役としてそれなりの収入も得てました。
だから、女性は自分で稼いで自分の欲しいものを手に入れるものと信じていました、男は生活の責任は負うが妻の趣味の品は妻の稼ぎで購入するものと思ってました。だから私は妻の趣味とは関係なく自分が妻に身につけて欲しいものを勝手に購入してはプレゼントしてました。妻は迷惑だったかも知れませんがそれなりに喜んでくれてました。時間がると妻を目に浮かべてデパートや専門店をうろうろしてました。
店員さんから見ると妙なおっさんだったと思います。女性のバッグや装飾品をじろじろ見て回って接客を
受けようとせずただひたすら自分の好みで購入してました。ひどいと言えばひどいだんなだったと思います。言葉は悪いですが妻は自分の女だから自分の好みの装飾品を身につけてもらうって身勝手な考えだったと思います。もちろん妻は自分でも自分の好みのものを購入してました。センスは妻のほうが圧倒的によかったですね。間違いが無かったのは赤いバラでした。これはいつ贈っても喜んでもらえました。
赤いバラっていろいろあるんですよ。赤は赤でも深い赤や浅い赤 ピンクのような赤 オレンジのような赤そして大きさもいろいろです。随分勉強しました。今は贈る妻もいないので花屋にもブランド店にも行かなくなりました。私のひいきの靴やさも行かなくなりました。寂しいものです。