ほんとうに強い者は、
ほんとうに実力のある者は、
定跡やお勉強の通じない 混沌とした場面でこそ、
確実に勝てる。
フロックで負けることが少ない。
(なぜなら、混沌場面でこそ真の実力がものをいうからだ。)
だから、あえて誰も見たことのない混沌の局面に相手を誘導するのだ。

という勝負術です。

ま 勝負術というより 信念ですね。

※私事ですが、若い頃 逆境に立たされると、
この言葉を思いだして 弱者ながらも自己暗示をかけて、乗り切っていました。
(もちろん 乗り切れなかったことも多々ですが)

米長さんに戻りますが、

ほんとうに強かった、切れ味鋭い将棋棋士でしたね〜。